たぶん、それは愛じゃない。
赤ワインを(ほとんど1人で)1本開けた次の日の頭の重さは、とてもじゃないけれど耐えられるものではない。これが酸化防止剤のせいだということはわかっているのに、何度でも間違いを繰り返す哀れな自分のことを危うく嫌いになりそうになる。それでも懲りずに甘やかし続けてしまうわたしはちゃんとしたダメ人間だ。二日酔いの朝だけは自分がちゃんとしたダメ人間であることを自覚できる。ただ、自分のことを本気で嫌いになってしまう前にはさすがに戒めて欲しい。しかも、わたしの彼は酒飲みを倦厭しているので、い