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【映画】観る前からテーマソングにハマり、観てもっと好きになった-竜とそばかすの姫-#120

こんにちは。

今週からお盆休みに入られている方も多いのではないでしょうか。

あいにく、週末にかけて関東圏は雨が続くようです。
雨が降っている影響なのか気温は30度未満になっていて、暑さは回避でき久々にジャケットを羽織って朝から出かけることができました。

今日は久々に夕方までオフになったので、前から気になっていた
竜とそばかすの姫」を観てきました!!

前回の記事で「観たい!!」と書いていたわりに、公開から1ヶ月経ってやっと行けました。

内容よりもテーマソングはバッチリ予習してました。

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率直に観た感想としては、おもしろい!!です。

作品HPでどんな内容なのかはある程度見てましたが、先入観なく観てみました。

冒頭から作品テーマソングの1つが流れていて、ワクワク感が高まりす。

映画を観るにあたって私は内容に加えて、テーマソングや挿入歌も気になるポイントの1つにしています。

音楽は1度はまると繰り返し何度も聴き続けるクセがありまして、先月から今日に至るまで作業BGMはずっとテーマソング「U」でした。

「U」ってなんだろうって感じでしたが、観て謎はすぐにとけました。

他にも、「歌よ」「心のそばに」という曲も映画を観て好きになりました。

「サマーウォーズ」と繋がる楽しみ

細田守監督作品の「サマーウォーズ」と世界観が重なるところもありました。

インターネット世界」という設定はまず一緒です。

ですが、インターネット世界をどう人々が扱っているか?という点で作品の違いがあっておもしろかったなと思います。

サマーウォーズ
生活の一部としてのインターネット世界
インターネットが普及して、生活に必要不可欠なものという現実世界での位置付けが強く表現されているように感じました。
人間がつくり出したインターネット・システムに世界が脅かされるという「ターミネーター」のような世界観。

竜とそばかすの姫
もう1人の自分を生きるインターネット世界
アバター(インターネット世界の自分)は、現実世界の自分の特徴を元に作成されるからこそ、もう1人の自分を生きることができるような世界になっているのかなと感じました。

世界観の設定に違いはあるものの、共通しているのは見た目(アバター)は違えどインターネットの世界でも表現・生きているのは等身大の自分であるということです。

「マトリックス」と繋がる世界観

インターネット世界と聞いて最初に思い浮かぶ作品は、私にとって「マトリックス」です。

「マトリックス」は機械に世界が脅かされ、現実世界を救うためにインターネットで格闘しているシーンが印象的です。

設定は「竜とそばかすの姫」と多少異なりますが、
自分自身が想像したこと・描いたことは実現するということと、
現実とインターネットの自分もどちらも1人の人間であるという点です。

インターネット世界の自分が傷つくことは、現実世界の自分も傷つくということ。
インターネット世界の自分が表現していることは、現実世界の自分が表現していること・表現したいと思っていること。

また、「マトリックス」の主人公は現実世界を救い、「竜とそばかすの姫」は2人の少年を救うところは繋がる部分です。

まとめ

「竜とそばかすの姫」をみて、自分自身に置き換えて考えるならば、
インターネット上で自分を表現するということは、現実世界の自分がどういうことを経験し表現したいと考えているのかということとイコールなのではと映画を観て感じました。

子供の頃は映画を観て単純におもしろい!!
と感じることを大切にしていましたが、大人になってからは「なぜおもしろいと思ったのか」というのも気になるようになりました。

映画を観るときは特別何か考えながら観ているわけではないですが、
どこにおもしろさを感じたのかを考えることによって、自分が何に影響されるのかというのも気づくきっかけになりました。

「竜とそばかすの姫」また観たい!!

参考:
竜とそばかすの姫公式サイト


枡田泰明

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