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スタートアップ:何度でも挑戦し、社会をよりよくするために設計され尽くしたエコシステム。(CASE: 57/100)

▲「スタートアップ」とサステナビリティ

Google、Amazon、Teslaなどは、革新的なビジネスモデルや技術により社会変革を起こしながら急速に成長する「スタートアップ」でした。スタートアップが生み出され、育つ地域としては米国のシリコンバレーや中国の深セン、イスラエルなどが有名ですが、2021年の調査では東京も9位にランクインしています(「Global Startup Ecosystem Report」2021年版)。2019年時点では圏外でしたから、近年のジャンプアップには目を見張るものがあります。

スタートアップを生み出し、育てる仕組みをスタートアップエコシステムといいますが、そのエコシステムではヒト、モノ、カネ、技術を適切・的確に循環・拡大させる必要があります。ベンチャーキャピタル(VC)、政府、大学、投資家、大企業、金融機関などはエコシステムの中で情報を共有しつつ、有望なスタートアップを見つけ、IPOやM&Aまで導いていきます。また、成長できないスタートアップが大多数な中では、再チャレンジの仕組みを作ることも重要になっています。

エコシステムが成熟するにつれ、成功体験・ノウハウを持つ人材が複数現れ、彼らがエコシステム内の様々なプレイヤーとなることでシステムはさらに頑強となり、持続可能性を高めていきます。成功した起業家が投資家になったり、連続起業したりするケースや、スタートアップを主戦場としたプロCFOなども増えています。米国では当たり前だったそのような人材の流動性は、近年日本でもかなり見られるようになっています。

スタートアップが生まれ成長することにより、社会課題が解決され、社会の持続可能性を高めます。つまり、解決しなければいけない社会課題が溢れる現代において、課題を抱える国・地域がそれぞれのスタートアップエコシステムを設計・構築することが求められているのです。成功/失敗を繰り返しながら、エコシステムの各プレイヤーが共進化し、社会をより良い方向に持っていける仕組みを作っていきたいものです。

▲参照資料

▲キュレーション企画について

イノベーション事例についてi.labがテーマにそって優れた事例のキュレーションを行い、紹介と解説を行います。

2022年のテーマは「サステナビリティ」です。

▲今回のキュレーション担当者

i.labシニア・ディレクター 杉江周平

▲i.labについて

i.labは、東京大学i.school ディレクター陣によって2011年に創業されたイノベーショ ン創出・実現のためのイノベーション ・デザインファームです。東京大学i.school(2017年4 月 より一般社団法人i.school)が世界中のイノベーション教育機関や専門機関の知見を研究しながら独自進化させてきた理論知と、i.labが産業界で磨いてきた実践知の両輪で、企業向けにイノベーションのためのプロジェクトを企画·運営しています。

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