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いい音オヤジのオーディオ雑記

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オーディオ関連の色々な事を、思ったままに書き出した雑記と、いろいろ作った物の発表をしています。
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2023年10月の記事一覧

これでいいのだろうか?

これでいいのだろうか?

うーん、やっぱり私の耳はダメ耳なのだろうか?
真空管を取っ替え引っ替え、バランスが一番良いものに取っ替えてみると、、、、

プリアンプのフォノイコライザー部分の大事な真空管、12AX7x2つのペアを探して、今回追加購入したものを合わせて手持ちにあるものを、実際のEp、バイアスでできるだけ近いものを選別した。

結果、一番近いものは、今回追加で購入したエレハモではなくて、元々、手持ちだった、ほぼジャ

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左右のバランス調整

左右のバランス調整

先日の左右バランス調整の投稿の後、まずできる事をやってみようと試している。

問題は、プリアンプである。

そして、プリアンプの後半にある電圧増幅回路のバランスは整っているように思う。

問題は、やはりフォノイコライザー経由で入ってくる左右の信号が、微小な信号であり、RIAAカーブの増幅にあたり、個々の真空管の個体差によるバランスのズレが顕著に出ているようである。

実は、新しく12AX7をエレハ

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秋の朝、準備万端

秋の朝、準備万端

秋も深まる中、目の前の6B4G真空管シングルアンプは、すこぶる絶好調!

左右のバランスだけでなく、前後の位置関係が浮き上がって来て、縦横無尽に楽器達が踊っているようである。

クラシックのオーケストラは、大きく広がりを見せて、左手前から秋の落ち葉に郷愁を誘うバイオリンの音色と、少し奥の方から鳥達の朝の会話のような笛の鳴き声、右の奥からの太鼓の響きに呼応するように、コントラバスがドッシリ、ゆっくり

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作ってみたいと言う願望

作ってみたいと言う願望

なんでもできるものなら、自分で作ってみたいと言うのが、私の夢!

今まで、ログハウスから始まり、在来工法も手掛けて、サラリーマンの週末DIYで自宅を作った。その後、家の家具を作りたくて、偶然の出会いで鉋の勉強をさせてもらい、自宅の家具も無垢材で自作。木工家への道を歩んでいる。
5年ほど前にこれまた偶然出くわした、中古レコード店を発端に、今では真空管アンプを自作し、木工で側を作り楽しんでいる。いつか

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とにかく負帰還を試してみる

とにかく負帰還を試してみる

以前から真空管アンプの負帰還(NFB)を勉強しているのだけれど、やはり、数学、算数があまり得意ではない私には、かなりハードルが高くて思うように理解ができない。

負帰還を入れた時の利得計算とか、原理はさておき、とにかく、負帰還(オーバーオール)の構成要素である抵抗値(RkとRnfb)の決め方だけ、簡単にわかる方法がないだろうか?と思っている。

ミニワッターを作る私にとって、ダンピングファクター(

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朝飯前

朝飯前

今日は、朝飯前にサッサと昨日から思い描いていた作業をこなしてしまった。
なんだか、一日得をした気分。

注文頂いた椅子の作成も終了し、ようやく作成中の無垢材(ブナ材)バックロードホーンの塗装作業に入っている。

まずは、鉋で仕上げた面をサンドペーパーで仕上げた後、砥の粉を塗る。
そして、着色は昔ながらの、オイルステイン。
その上から、ギターやバイオリンを塗装するシェラックを塗っていく。
途中で、木

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真空管アンプにはバランスボリュームが必要なのかもしれない

真空管アンプにはバランスボリュームが必要なのかもしれない

真空管アンプを作り始めて5年ほど経つだろうか?今まで、左右のバランスをそれほど気にしてこなかったのだが、最近かなり気になる。

先日も左右バランスの不揃いをレコード盤の録音のせいにした記事を書いた。

でも、根本は、やはり自身が作ったシステムに問題があるようだ。

というより、製造時の真空管個々の品質を一定に保つ事が難しいという宿命がそこにあるのではないだろうか?という事に気がつき始めた。

つま

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やはり負帰還は必要か?

やはり負帰還は必要か?

人の感覚というものは、定まったものではないようである。その時の気分や、成り行きでいかようにも変わるものらしい。

あんなに負帰還を敬遠していた私であるが、もしかして、負帰還が必要なのではないかと思い始めている。

今まで作ってきたミニワッターが、最近急に低音の膨らみというか、過度なスピーカーの箱鳴りというか、少し気になり始めてきた。
もちろん、かける音源にもよるのだと思う。
今まであまり気にならな

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ダルメインのとなり

ダルメインのとなり

これは、いい音オヤジの永遠の夢である。

NHKの教育テレビで、先日までイギリスで一番美しい庭 ダルメインという番組を放送していた。

若い頃から、イギリスというか、UKに憧れ、何度となく訪れたり、幸いにもサラリーマン時代駐在員としてロンドンに住んでいた経験から、こよなくこの国を愛する一人として、いつか、湖水地方の傍にあるこのダルメインというとても美しく、心豊かに生活ができる環境のようなところに暮

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問題解決を楽しめるか?(2)

問題解決を楽しめるか?(2)

なんという事はなく、あっさりと問題は解決した気がする。
やはり人というのは、目の前の事に集中していると、益々細かい事へ目を向けて、システム全体を分割して考え、その何処の部分が悪いのかというミクロの世界へ陥りやすい。
周りが目えない状態で無駄な手間をかけようとする。

がしかし、一歩引いて、少し、時を置いて考えてみると、意外にそこに解決策が、あっさり見えてくることがある。物事を俯瞰的に見ることが大事

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問題解決を楽しめるか?

問題解決を楽しめるか?

井上陽水の「傘がない」じゃないけど、人は皆、自分が興味のある目の前にある小さな問題に囚われて、結構悩んでしまう。

私の場合、いい音を聴くにあたり、自作のオーディオをあーでも、こーでもといろいろいじりながら、日々ちっぽけな問題と向き合っている。

しかしこのちっぽけな、人様からすれば全く気にならないような事が気になり出すと、何とかしなくてはいけないだろぅと、頭の中でいろいろ考え出す。

私は真空管

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何が好きなのだろう?

何が好きなのだろう?

音楽鑑賞、クラシック、ジャズ、楽器、オーディオ、真空管アンプ、スピーカー、電子部品、回路、木工、音響、、。

カテゴリーをいろいろ挙げてみたのだが、何が好きで、毎日飽きもせずに音楽を聴いているのだろうと自分に問うてみた。

音楽鑑賞という言葉は、高尚な響きがあるが、そんな大袈裟なことではなく、自分の気持ちが落ち着くようなメロディに包まれていることが好きだから、いつも、何かの音楽をかけている。最近で

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6B4Gシングルアンプ完成!

6B4Gシングルアンプ完成!

漸く、6B4Gシングルアンプのケースが出来上がりました。
電源を入れた時は、電源トランスが結構熱くなるので、放熱のため、左側のウイングを開口するようにしました。
電源スイッチは、ロッカースイッチを左ウイング下の壁に配置しています。

木は栗の木を加工して無垢材で仕上げています。塗装は、スピーカーにも使う、シェラックです。シェラックは、バイオリンなどの楽器にも使いますね。

やはり、6B4Gクラスに

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6B4Gシングルアンプ→木工ケース作成中

6B4Gシングルアンプ→木工ケース作成中

今まで注文を受けていた椅子作成が完成したため、6B4Gの木工ケース作成に取りかかった。
仕入先の木材店からサンプルでもらった栗材を使い加工している。
栗材は、思ったよりも柔らかく、軽い。加工しやすい材料である。

土台と側板ができたので後は、コの字型に天板を作って蓋とする。

電源トランスが結構暑くなるので、音楽を聴くときは、天板を片側持ち上げて換気口を作り排熱対策をする予定。

電源スイッチは、

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