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2022年12月の記事一覧

本物のおっさんもタジタジ。“男子力”の高い「おっさん女子」が増殖中!

本物のおっさんもタジタジ。“男子力”の高い「おっさん女子」が増殖中!

女性らしさが希薄で、3つのシコウ(思考・志向・嗜好)が、まるで「おっさん」的な若い女性のことを「おっさん女子」と呼ぶ。本人たちも自覚しており、「おっさん」を自称している。

その生態は、実にユニークで興味深い。行動を見ていても、「おっさん」そのもの。

カフェより居酒屋を好み、カクテルではなく、ビール・日本酒を選ぶ。スイーツより珍味に目がいき、立ち食い・立ち飲みに愛着を感じる。

見ためで言えば、

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「主婦の店・さいち」に行列ができる、ごく当たり前な理由。

「主婦の店・さいち」に行列ができる、ごく当たり前な理由。

宮城県仙台市・秋保温泉に、その小さなスーパーはある。たった80坪ながら、年商6億円を売り上げ、連日開店前から行列ができる店である。

その行列客の目的は、「おはぎ」と「惣菜」である。おはぎは、1日平均5千個、土日祝日は1万個、彼岸には2万個売れるという、おばけ商材なのである。

惣菜は300種を用意し、おはぎとともに瞬く間に売れてしまう。おはぎと惣菜を合わせて、スーパー全体の売り上げの50%を占め

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「ソーダ博物館」に学ぶべきこと。

「ソーダ博物館」に学ぶべきこと。

ロサンゼルス・ダウンタウン。ここに、見た目には何の変哲もない小さなスーパーがある。だが、別名「ソーダ博物館」として、多くのファンを持っている。

全米各地から、昔ながらの製法で作られたソーダを集めている。棚一面に、ソーダ、ソーダ、ソーダ……。その品揃えは、480種類。

昔ながらの瓶詰めソーダは、砂糖と天然材料で作られるので、まぜものの多い大量生産のものより、格段に美味しいという。昔を懐かしむ人や

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大阪西成の「ドヤ街」が、『中華街』に生まれ変わる!?

大阪西成の「ドヤ街」が、『中華街』に生まれ変わる!?

大阪市西成区に、通称「あいりん地区」と呼ばれる「ドヤ街」がある。日雇い労働者やホームレスが、全国から集まって来る地域である。

長年に渡って「ドヤ街」のレッテルを貼られていたが、当時の大阪市長であった橋下徹氏の“西成特区構想”をキッカケに、平穏な街へと生まれ変わろうとしている。

まだまだ発展途上ではあるが、いま大きなうねりが起き始めている。チャイナマネーの介入である。中国人経営者たちが集まり、「

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