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スポーツ選手として地域を盛り上げたい奮闘記

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沢山の人たちに応援されてローカルプロ選手やってる僕から見えた地域創生×スポーツという仕事と可能性
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#地域

3-4 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『地域編』【地域×スポーツ大全】

3-4 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『地域編』【地域×スポーツ大全】

鹿島アントラーズって知ってる?

じゃあ鹿島って何県にあるか知ってる?

地域名とスポーツ球団答えらえなかったい人も多くいると思う。
それほど、サッカークラブが地域名を有名にしているのだ。

昭和の野球、平成のサッカー、令和のバスケ

と言われて久しい。マーケットの拡大具合から見てもそういって差し支えないだろう。

野球は企業が主で中央集権的
サッカーは地域が主で自律分散的
バスケはデジタルと地域

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3-2 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『行政編』【地域×スポーツ大全】

3-2 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『行政編』【地域×スポーツ大全】

スポーツでCSVするにあたって四つの側面から見ていく。
 
社会性 教育性 行政性 地域性

まずは社会性から。

SDGsとスポーツSDGsとは、平たく言うと行政である。
まあルールメイキングが欧州というのは一旦置いておこう。

地域をまとめる行政がある。そして鹿島アントラーズの鹿島とは地名であり、地名を代表して戦い、ホーム戦では2万人が集まり、2万人がお金を落としにくる。
行政とIT企業と連携

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3-1 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『社会学編』【地域×スポーツ大全】

3-1 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『社会学編』【地域×スポーツ大全】

スポーツでCSVするにあたって四つの側面から見ていく。
 
社会性 教育性 行政性 地域性

まずは社会性から。

「スポーツなんて一生やんねえ」

かつてドリームジョブとも言われたスポーツ業界だが、一歩外に出てみるとこのような声は意外とよく聞くものだ。

なぜなら「牛乳残しちゃダメ!」みたいなステレオタイプで一方的な学校教育により、運動が苦手だった人にも強制的な体育という運動を強いていたからであ

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2-5 30兆の市場 スポーツツーリズムとしての地方創生【地域×スポーツ大全】

2-5 30兆の市場 スポーツツーリズムとしての地方創生【地域×スポーツ大全】

小豆島にいる時分に、振り返ってみると錚々たる事業家さんや著名人に会っていた。
もともとは東京での知り合い、ただ東京にいるともう何年も会っていないような人と小豆島で再開する。

本当に毎月のように沢山の素敵な自営業者をアテンドをしていた。
観光地パワーである。

旅行×エンタメこのギンジの部分がスポーツなどになる。
嵐(ジャニーズ)のライブを一度すると地域に落ちる金は約2億円になるらしい。

5万人

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2-4 ローカルで文脈を紡いでー ピア経済とは【地域×スポーツ大全】

心の底から応援してくれた彼らの声を絶対に忘れない。

ホーム開催で泣きながら応援してくれた観客席を感じてあれは普段から関わっていて顔の知ってる人たち30人ほど(情勢で制限付き)の人数だったがハッキリと覚えている。

こんなにも応援の力というのは強いのかというのを肌感覚で知ってしまった。

僕(ら)の挑戦が人の心を打てるなら、誰かの明日の活力になるのなら、子どもの夢になるのなら、いつまでだって挑戦者

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2-3 ハコとカネがあれば弱くてもプロチーム作れるってよ 【地域×スポーツ大全】

2-3 ハコとカネがあれば弱くてもプロチーム作れるってよ 【地域×スポーツ大全】

地域に残り続けるためには想いだけでなく、ビジネスをしな(稼ぐ仕組みを作ら)なければならない。

ジャパンバスケットボールアソシエーションはそのため、熱や想いやバスケの上手い下手を一度置いておいて”具体的な運営力”に第一重点を置いた。

「バスケなんて一生懸命やってどうすんの?」

僕の苦いにがーい思い出はこの言葉だ。

プロなのに年棒不払いとかあったんだぜ?むかし

そんなリーグのために人生は賭け

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2-1 地方創生にはローカルロークオリティ 【地域×スポーツ大全】

2-1 地方創生にはローカルロークオリティ 【地域×スポーツ大全】

行く前のステートメントなどはこちらに置いてきたので、次はその内容と本質を語ろう。

日本の一番の問題点は少子高齢化でも生産性の低さでも無く、孤独 であり、スポーティーなサードプレイスがそのソリューションであるということをなんと13000字ほどでコンパクトにコンパクトにまとめたものだ。

小豆島STONESとは小豆島STONESとはローカルプロという概念で、地方創生×スポーツ にかなり有効打を打てる

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1-1 アイデンティティとは記憶  【地域×スポーツ大全】

1-1 アイデンティティとは記憶 【地域×スポーツ大全】

バスケを通じて学んだことシリーーーーズ!

費用対効果で見た地域文化のマツリゴト僕が所属していた地域クラブチームでは、よく若者チームとシニアチームが連携しながら、商工会とお祭りを催していた。

ただ当時は仕事と経済活動で数字を出すことが是と思っていた生え抜き東京都民の僕は、「地元の祭りのお手伝いなんてやってどうなんのさ、、、しかも無償などマッコトクダラナイ」と、どこかで思いながら適当に参加可否報告

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はじめに バスケ始めて20年になりました。引退後のそれから 【地域×スポーツ大全】

はじめに バスケ始めて20年になりました。引退後のそれから 【地域×スポーツ大全】

選手を引退し、落ち着いたころに書きたいと思っていた。

節目だ。
長いようで短かった僕のバスケ人生を綴りながら、

地域×スポーツ

の大枠の中で

これからの日本とグローバルに求められるもの と、
バスケ界に求められるもの

を名もなきバスケプレーヤーが語ろうと思う。

7月は毎日note更新しちゃうからね!

昔から人一倍”考える”のが好きだった。
なぜスポーツをするのか、なぜ勉強するのか、な

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