のぐち いちろー

スポーツ観戦大好きな松坂世代 前メディア業界紙記者。元自動車業界紙記者、編プロ編集者。…

のぐち いちろー

スポーツ観戦大好きな松坂世代 前メディア業界紙記者。元自動車業界紙記者、編プロ編集者。スポーツカメラマン。立教大コミニュティ福祉学部スポーツウエルネス学科と春日部共栄出身も、競技歴は中学まで にしむらゆうじ先生ファン

マガジン

  • 一日一恥

    • 187本

    人生と言う名の旅の恥を書き捨てていこうという試み。リレー形式にて、あんなこと、こんなこと。

記事一覧

最強チャンピオンの源泉 ――ボクシング元世界王者内山高志

 お久しぶりです  現在、勤め先のコロナ事情から更新ができていません  今日は、2019年6月に書いた宣伝会議・編集者ライター養成講座の卒業制作をあげます。ボクシン…

短文バトル15「本の読み方」

 「自分の主観・意見は置き、筆者の主張を理解しなさい」  国語・長文読解の受験対策の基礎を、40歳になる今でも心掛けている  先日直木賞を受賞した馳星周作品との出合…

にしむらゆうじのLINEスタンプ にはまっている話

 LINEを使っている人は、このキャラクターを見たことはあるだろうか。  「ごきげんぱんだ」。文字付きが特徴の、少しとぼけたキャラクター。  LINEモバイルのTVCMで本…

※ネタバレ注意 祝・直木賞受賞!!馳星周『少年と犬』読書記

 ※一部ネタバレします。    大好きな馳星周が直木賞を受賞した!  実に7度目のノミネート。ネットでも「あれ?まだ取ってなかったの?」という声が上がっていたほど…

短文バトル14「毎日」

 初めて正社員になったのは、34歳になる年だった。  大学を10年遅れて卒業したくせに、就職活動は編集者・記者のみに絞っていた。  就職できたこと自体、奇跡だと思…

短文バトル13「泣いた日」

「アメリカに勝てる!」勝利を確信した瞬間、涙が出てきた 野球の世界一を決める2009年WBC準決勝。日本らしい細かい野球で、アメリカを投打に圧倒。完勝だった 日本代表…

短文バトル12「父との記憶」

父の香りと認識していたのが、タバコのにおいだと知ったのは、大きくなってからだった 中学生の頃、喫煙していた。タバコがうまいわけでなく、友だちの前でいきがっていた…

短文バトル11「アルコール」

2月、新型コロナ対策で「アルコール消毒綿」を購入した。マスクとともに品薄になる中、ドラッグストアを数店巡り、手に入れた。スマホや手帳など外に出したものを拭くこと…

短文バトル10「最近買った」

新型コロナ対策で、ウイルス9割カットの花粉メガネを買った 感染したくない テレワーク不可、都心への通常出勤。発症したら、最短でも3週間は働けない 無症状感染して…

短文バトル第9回目「靴」

昨年9月、右足をつくと激痛が走った。診断結果は「アキレス腱炎」。原因は靴。7月に普段着で通勤可能な会社に入社。平らな靴底が、アキレス腱への負担になったようだ。 即…

短文バトル第8回目「コーヒー」

コーヒーはインスタントに限る 毎日15時すぎにコーヒーを飲む 嗜好ではなく、健康のため。15時に飲むと肝臓に良いらしい。眠気覚ましにもなる。安物で十分 ドラッグスト…

中学生女子に完敗 短文バトル「手紙」

 10年以上前、10年ほど塾講師として小・中学生に英語以外の主要教科を教えていた。生徒はいい子ばかりで、授業を進めることに支障はなかった。  唯一の問題は、中学生…

「米光講座」で得た意外なもの

 宣伝会議「編集・ライター養成講座 即戦力コース 米光クラス」(以下「米光講座」)が今日、最終日を迎える。昨年9月に開講。台風や新型コロナの影響での授業の延期があ…

短文バトル第6回目「部屋」

 自室の鴨居に、よく頭をぶつける。昔仕様の古い家、現代人の中でもデカめな183センチのおれ。  急いでいる時に限って悶絶し、やり場のない怒りに襲われる。  家に罪…

短文バトル第5回目「遅刻」

高校生の頃、遅刻の常習犯だった。留年がないシステムをいいことに、怠惰を極めていた。 それでも、ギリギリならば間に合わせようとはしていた。  ある朝、自転車で急…

コロナ自粛の中で

 7割の人が、外出の自粛やイベントの中止にストレスを感じていないとは。おれって、世間からズレているのかな。。  朝日新聞社が3月14、15日に行った世論調査で、意外…

最強チャンピオンの源泉 ――ボクシング元世界王者内山高志

 お久しぶりです

 現在、勤め先のコロナ事情から更新ができていません

 今日は、2019年6月に書いた宣伝会議・編集者ライター養成講座の卒業制作をあげます。ボクシング界伝説の王者・内山さんにご協力いただいたおかげで、優秀賞をいただけました。

 コロナ前で現状と合わない部分もあるかもしれない点は、ご了承ください

 何と、インタビューはわずか15分。聡明な内山さんによる即答で、できた記事です

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短文バトル15「本の読み方」

 「自分の主観・意見は置き、筆者の主張を理解しなさい」
 国語・長文読解の受験対策の基礎を、40歳になる今でも心掛けている
 先日直木賞を受賞した馳星周作品との出合いがあったからだ。大嫌いな作家の作品を、大好きになった経験――

 サッカーの2002年日韓ワールドカップで、日本代表は初めて決勝トーナメントに進出した。私は、代表監督のフィリップ・トゥルシエが大好きだった。

 たまたま行ったトークシ

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にしむらゆうじのLINEスタンプ にはまっている話

にしむらゆうじのLINEスタンプ にはまっている話

 LINEを使っている人は、このキャラクターを見たことはあるだろうか。

 「ごきげんぱんだ」。文字付きが特徴の、少しとぼけたキャラクター。

 LINEモバイルのTVCMで本田翼と共演も果たしている。

 私は、にしむらゆうじが描くキャラクターが大好きだ。スタンプを集め続けた結果、100種類を超えた。

  「ごきげんぱんだ」や「こねずみ」「ラブラビット」ら、さまざまな動物キャラがいる。
 私の

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※ネタバレ注意 祝・直木賞受賞!!馳星周『少年と犬』読書記

 ※一部ネタバレします。
 
 大好きな馳星周が直木賞を受賞した!

 実に7度目のノミネート。ネットでも「あれ?まだ取ってなかったの?」という声が上がっていたほどの実力者。
 文体に大いに影響を受けたくらい大好きなのに、最近読んでいない。調べると愕然。11年前の『沈黙の森』がラスト。それ以前は全部読んでいたが、言い訳にならない。読まねば!
 
 本を開いた瞬間、ため息が出た。「短編か。。」
 短

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短文バトル14「毎日」

 初めて正社員になったのは、34歳になる年だった。
 大学を10年遅れて卒業したくせに、就職活動は編集者・記者のみに絞っていた。
 就職できたこと自体、奇跡だと思っていた。

  就職活動での情報共有を同級生としなかったから、知識が乏しかった。
「ブラック企業」という言葉は知っていた。でも、フロント企業のことだと思っていた。
 
 入った会社では、「るるぶ」や「散歩の達人」を製作。
 ただ、労働状

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短文バトル13「泣いた日」

「アメリカに勝てる!」勝利を確信した瞬間、涙が出てきた

野球の世界一を決める2009年WBC準決勝。日本らしい細かい野球で、アメリカを投打に圧倒。完勝だった

日本代表は06年大会に続き連覇がかかっていた。06年は優勝したが、アメリカには予選リーグで惜敗

当時、アメリカ・メジャーリーグ賛美の風潮に不満を持っていた。日本野球の方が強い。その思いで、スポーツ雑誌の読者欄に投稿したこともあった

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短文バトル12「父との記憶」

父の香りと認識していたのが、タバコのにおいだと知ったのは、大きくなってからだった
中学生の頃、喫煙していた。タバコがうまいわけでなく、友だちの前でいきがっていただけ
地元の中学校に通っていたので、母の耳に入った
父は「一郎は吸っていない。喫煙者はわかるから、安心しろ」と、母をいさめた。私の喫煙が両親にばれることはなかった。父の箱からも抜いていたのだが
喫煙者の父は、私においには気づくことはできなか

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短文バトル11「アルコール」

短文バトル11「アルコール」

2月、新型コロナ対策で「アルコール消毒綿」を購入した。マスクとともに品薄になる中、ドラッグストアを数店巡り、手に入れた。スマホや手帳など外に出したものを拭くことが、新たな日課になった
そのおかげか、都心への通常出勤でも新型コロナ感染症を発症していない

「コロナ前」のアルコールは、人生の潤滑油。しらふではできない人との交流を、助けてくれた。辛い時に、付き合ってもらったこともあった。今は健康を守って

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短文バトル10「最近買った」

短文バトル10「最近買った」

新型コロナ対策で、ウイルス9割カットの花粉メガネを買った
感染したくない

テレワーク不可、都心への通常出勤。発症したら、最短でも3週間は働けない

無症状感染していれば、人にうつして殺めてしまうかもしれない。人生初の恐怖感

約3か月、職場以外の人と会っていない。飲食店にも入っていない

規則正しい生活。食前後やトイレ時はもちろん、数秒でも人と会話したら、手洗いとうがい。帰宅後は、即シャワー

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短文バトル第9回目「靴」

短文バトル第9回目「靴」

昨年9月、右足をつくと激痛が走った。診断結果は「アキレス腱炎」。原因は靴。7月に普段着で通勤可能な会社に入社。平らな靴底が、アキレス腱への負担になったようだ。
即効性のある治療はなく、休ませることで回復するという。

対策としてスニーカーを購入。その際に店のサービスで足を診断。重心位置が平均よりかなり前だと判明した。インソールも手に入れ、平らな靴も履けるようになった。

趣味のジョギングで20キロ

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短文バトル第8回目「コーヒー」

コーヒーはインスタントに限る

毎日15時すぎにコーヒーを飲む
嗜好ではなく、健康のため。15時に飲むと肝臓に良いらしい。眠気覚ましにもなる。安物で十分

ドラッグストアで安価のコーヒーの素を発見した。「インスタントコーヒーではありません」安いのに質がいいってこと?ラッキー♪

作ると、お湯に溶けない。レギュラーコーヒーというものらしい
ホームセンターで最安のフィルターとコーヒーメーカーを購入、6

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中学生女子に完敗 短文バトル「手紙」

 10年以上前、10年ほど塾講師として小・中学生に英語以外の主要教科を教えていた。生徒はいい子ばかりで、授業を進めることに支障はなかった。


 唯一の問題は、中学生女子が授業中に隠れて回す手紙。授業妨害ではないが、集中力は確実に落ちる。

 講師は後ろの席の生徒の様子はよく見える。一方、生徒は気が緩む。何度も手紙を「摘発」した。

 講師としての晩年。一番前の席に座る天然な生徒が、手紙を落

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「米光講座」で得た意外なもの

 宣伝会議「編集・ライター養成講座 即戦力コース 米光クラス」(以下「米光講座」)が今日、最終日を迎える。昨年9月に開講。台風や新型コロナの影響での授業の延期があった。最終回はオンラインでの講義となる。

 編集者・記者として5年が経過していた私は、スポーツライターを目指し、一昨年12月から「編集・ライター養成講座 総合コース」を受講。ステップアップを目指し「米光講座」に通った。

 「米光講座」

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短文バトル第6回目「部屋」

短文バトル第6回目「部屋」

 自室の鴨居に、よく頭をぶつける。昔仕様の古い家、現代人の中でもデカめな183センチのおれ。

 急いでいる時に限って悶絶し、やり場のない怒りに襲われる。

 家に罪はない。己の不注意が引き起こしていることなのだ。

 用心、用心。そんな思いで、ドアの上に斉藤一人さんの「天国言葉」を貼ってみた。きれいな言葉に、心が洗われる。うん、よい感じだ。

 いざ、出発の時。時間がない!早く出ねば。

 ゴン

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短文バトル第5回目「遅刻」

高校生の頃、遅刻の常習犯だった。留年がないシステムをいいことに、怠惰を極めていた。

それでも、ギリギリならば間に合わせようとはしていた。 
ある朝、自転車で急いでいると、目の前でトラックのドアが開いた。間一髪避けたが、転倒。ケガはなかったが、運転手が心配した。やりとりに時間を使い、遅刻。

学校に着くと担任から詰問され。事情を伝えた。
「自転車は大丈夫だったのか?」
は?おれじゃねーの

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コロナ自粛の中で

 7割の人が、外出の自粛やイベントの中止にストレスを感じていないとは。おれって、世間からズレているのかな。。

 朝日新聞社が3月14、15日に行った世論調査で、意外な結果があった。

新型コロナウイルスの感染拡大で、外出の自粛やイベントの中止などが広がっています。あなたは、このことにストレスを感じますか。それほどでもありませんか。

ストレスを感じる 33
それほどでもない 65
その他・答

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