ナゴルノ・カラバフと日本人

日本人にとって、ナゴルノ・カラバフとは何か?

すぐに答は出ないだろう。

今年、同自治州をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアとの紛争が激化し、ロシアが仲介(=介入)している。

日本人には、何ができるのだろう?

まずは、本でも読んでみよう。

 

廣瀬陽子コーカサス 国際関係の十字路』(集英社新書、2008)を、私は大学時代に読んだ。

コーカサス(=カフカス)は、ナゴルノ・カラバフやアゼルバイジャンやアルメニアを含む一帯だ。

正直、読んでもあまり頭に入らなかった。

混乱せずに理解できる人は、国際関係に向いているのだろう。

ちなみに著者は、東京外国語大学でも教えていたようだ。

私の頃は、すでに退職後だったが。

 

この本が出た2008年には、南オセチアをめぐってジョージア(旧称グルジア)と、北オセチア+ロシアとの紛争が激化した。

オリンピックと同時期の戦争というのがショッキングだった。

2014年にも、ソチ・オリンピックのときにウクライナで内戦が勃発し、ロシアが暗躍している。

そして今年も、本来はオリンピック・イヤーである。

 

プーチンとオリンピックは、相性が悪いらしい。

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