ふくのり@元不登校

中学1年生で不登校に。一年半引きこもり、フリースクールに通い、通信制高校を卒業する。現…

ふくのり@元不登校

中学1年生で不登校に。一年半引きこもり、フリースクールに通い、通信制高校を卒業する。現在は二児の父。 僕が作った不登校の頃の気持ち絵本→https://ehon.alphapolis.co.jp/content/detail/5137

マガジン

  • ホームスクーリング中の息子のこと

    息子のホームスクーリングを通して過去の自分を見つめ合い、思うことなど書いています。

  • 家族こと 両親への気持ち

    家族についてや、親への気持ちなどをまとめています。

  • 学校フリースクールを卒業してからの話

    学校やフリースクールを卒業してから、アルバイトして一人暮らしを始める。就職して結婚をする。不登校をしても、学校に行っている他の人と変わらない平凡な生活です。 学校に行ってないことで困ったことや困らないことなどをまとめています。

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不登校だった頃、母親に家にいて欲しかったか?

母に家にいて欲しかった。 でも2.3時間だけ外に出て欲しかった。 (わがままですね) 不登校だった頃 母親は 家にいてくれてた。 それまでパートをしていたと思うけど 母親が家にいると安心する。 不安で押しつぶされそうになった時、 家に母親の気配があると安心する。 いざとなったら なんとかしてくれる。 そう思えていた。 少しずつ家の生活に慣れた頃は 一日中、人の気配を感じるのは疲れた。 急に部屋に入ってきて 嫌なことを話しかけられるかもって (そんな事ないんだけど)

    • どこにでもいる 普通おじさんおばさん〜不登校だった僕のはなし〜

      不登校になりフリースクールに通う前 母はフリースクールの説明会にいった。 そこでで堂々と話す子ども達を見て 僕とは全然違うと思っただろうな。 SNSで元不登校の輝いて 堂々と発信している人を見るのと 同じように 母はあんな子に達にみたいになれないけど 少しは元気になればいいって そう思ってくれてたんだ。 僕もそんな子達を見て違うなって すごいなって憧れて、 僕はあーいうふうになれないって思った。 年月が流れ あの頃の友達と SNSで繋がって近況を見て って大体が普通

      • 不登校とゲーム〜電車が動かない〜

        僕にとって必要だったんだなって 改めて思う。 不登校の頃のゲームの存在って ただ学校を思い出さないように ゲームに向けているだけだと感じていた。 もちろん楽しいからだけど。 でも、違う側面も あったんだなぁって思う。 ・1つは自己コントロール 家に一人でいていると、選択がぐーんと減る。 自分を生きていない感覚。 ・2つ目は小さな成功体験 人に言ってもらうのではなく 自分自身で「僕ってやるなって」気持ち 家の変化のない生活で減ってしまう。 成長できていない自分が不安だ

        • 罪悪感を手放せた場所〜不登校だった僕はなし〜

          僕が不登校になり 罪悪感を手放せた場所 僕の場合はフリースクールが そんな場所だった まだ心の奥底で 学校に行かない罪悪感を抱えてた 僕はどこか後ろめたさを感じて 楽しむことができなかった そして、フリースクールに通った そこで、同じ不登校友達と 楽しいことをたくさんした。 トランプやバスケ、ピアノやギター 友達とたくさん話しいろんなとこに出かけた。 学校に行かなくても楽しい事をしても良いんだと 心の底から安心した。 僕のどんな小さな声でも 大切に聞いてくれた

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        • 家族こと 両親への気持ち
          7本
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          15本

        記事

          母との思い出の味〜不登校だった僕のはなし

          不登校になった僕は 頻尿がひどいので泌尿器科に行った でも、原因はわからなかった。 ※不登校の頃気持ちを詩にしました。 歌詞はふくのり 曲と歌はsuno AIです。 それから何ヶ月かに一度、 総合病院の心理に通った。 病院が好きではなかったけど 診察後のレストランが楽しみだった。 その頃ほとんど家を出ず 家の中の小さな世界にいた僕は 母を独り占めにして 出かけることがうれしかった。 メニューのショーケースを見てワクワク 悩んでいるのが幸せで いつま

          母との思い出の味〜不登校だった僕のはなし

          向き合っていると辛くなるそんな時は同じ方向を見て笑ってほしい。〜不登校だった僕の話〜

          僕は不登校だった頃 自分に向き合うのが辛かった。 人とと比べて 何一つ自分に誇れるもがなく ダメなとこばかり目がいき 辛くなってしまう。 見たくなくても、時間を持て余すと そんなことばかり考えてしまう。 人の目を通してまで 自分を見つめてしまっていた。 通りすがるおじさんやおばさんを見て 僕のことを学校に行っていないダメな子 だと思っているではないかと そんなことわからないのに 思ったないはずなのに 誰でもなない僕自身がそう思っているから 他人の目を通してそう

          向き合っていると辛くなるそんな時は同じ方向を見て笑ってほしい。〜不登校だった僕の話〜

          思春期の不登校はややこしい〜不登校だった僕の話〜

          不登校になり始めた僕は 「もう学校行かなくていいんじゃない」 「無理して勉強しなくていいんじゃない」 そう言われた僕は 「なんでそんなこと言うの!!」 「僕は必死に行こうと努力しようとしているのに!!」 言ってしまった。 側からはそうは見えなくても 必死に学校に行けるように考えて 模索して、 それで、思えば思うほど 考えれば考えるほど 行けない自分に傷ついていた そんな傷ついている僕を見て 母はそう言ってくれたんだどと思う。 けど、めんどくさい思春

          思春期の不登校はややこしい〜不登校だった僕の話〜

          卒業・中学3年生の今の時期・・・〜不登校だった僕のはなし〜

          中学3年生、今の時期は 僕はフリースクールにいた。 表面上は通信制高校に入学する。 父の強引な選択で入学するが すぐに辞めるつもりだった。 僕は学校の教室が怖かった。 二度とあんな気持ちになりたくなかった。 学校の教室に入り授業が始まると 心が布団圧縮袋のように 一瞬で締め付け追い詰められる不安と恐怖 襲いかかってくる。 必死に思考の中で逃げようと 考えないようにしようと思えば思うほど 逃げ道がなくなり、追い詰めらていく。 自分ではどうしようもなく

          卒業・中学3年生の今の時期・・・〜不登校だった僕のはなし〜

          母が理由で学校に行かなかった訳ではない。〜不登校だった僕の話〜

          学校・家・友達との世界 僕はいろんな世界に生きていて いろんな顔を持っていた。 僕は学校の世界が合わなくなると 全ての世界が影響した。 僕が守ってきた世界が 変わっていく。 影響を避けようと 僕は学校を思い出すものを 無意識に避けていた。 でも周りの大人は学校に結びつけようと 見えない糸を張り巡らせている。 そんな時、母の気持ちが変わり見えない糸が 薄くなって消えていった。 僕は楽になり ゆっくり休めるようになった。 不登校だった僕が次に動き出そうと 思うために

          母が理由で学校に行かなかった訳ではない。〜不登校だった僕の話〜

          悪い面ばかり見ている頃は良い面が全然見えなくなる。そんな僕が変わったのは・・〜不登校だった僕のはなし〜

          不登校だった頃 僕はいつも自分の悪いところ ばかり目がいくようになっていた。 学校へ行けない自分 勉強できない自分 トイレばかり気にして 何もできない自分。 悪い面ばかり見ている頃は 自分の良い面が全然見えなくなる。 みんなが出来ることが僕にはできない 普通ではない。常識がない。 どんどん落ちていく。 普通に囚われ 常識に囚われていく そんな僕が変わっていったのは フリースクールのスタッフが何気なく言った 「新しいことは非常識なこと」という 言葉だった。 僕

          悪い面ばかり見ている頃は良い面が全然見えなくなる。そんな僕が変わったのは・・〜不登校だった僕のはなし〜

          不登校になると将来の選択肢がなくなる。そう思っていた。

          僕はどこにでもいるような 大人しい小学生だった。 言われたことをきちんと守る。 近所の人に 笑顔で自分から挨拶するような。 優しくて、注意されると すごく気にするので大人は 注意しにくかったと思う。 僕は大人達の望む道を 歩いていこうとずーっと思って 育ってきた。 中学、高校、大学、 給料のほどほどに良い会社へ行って 結婚して、子どもができて 幸せに暮らしましたとさ・・・ でも、中学で不登校になり その道は叶わなくなった。 大人や僕が思い描い

          不登校になると将来の選択肢がなくなる。そう思っていた。

          不登校だった僕の おすすめの本3冊〜2024年2月〜

          不登校だった頃 僕は漫画以外ほとんど本を読まなかった。 でも、不登校を経験している子の本は読んだ。 母が不登校を知るために買って置いていた本。 その本は現役で不登校をしている子どもが書いた本。 僕の中で不登校で辛いのは僕だけって 思っていた。 でも、本の中にはたくさんいた。 僕より辛そうな子もいたし、いろんな理由があった。 僕は何度も何んども読んだ。 あ〜僕だけじゃなかったんだって。 良かったって少し安心した。 気持ちが楽になった。 =============

          不登校だった僕の おすすめの本3冊〜2024年2月〜

          母へお願いをした。〜不登校だった僕の話〜

          不登校の頃、僕は母や祖父母にお願いをした。 「何か買ってきて欲しいものある?」という祖母に 「CDが欲しい」 と買ってきてもらって 何度も布団に潜りながら聞いた。 病院や整体に行った帰り母に 「漫画が欲しい」と風の谷のナウシカを 買ってもらった。 とても嬉しかった。 母と出かけるのが楽しみになった。 欲しい物がある時がほとんどだが  違う時がある。 それは、僕の感情が苦しみや悲しみで いっぱいになった時だ。 絶対に出来ないわがままを言う。 「今すぐ〇〇

          母へお願いをした。〜不登校だった僕の話〜

          不登校になった理由の一つなのかも

          不登校のきっかけは一つかもしれないが 理由はいくつもの思いが絡み合っている。 僕は同年代の同性が苦手だ。 「なんでだろう」っていつも考えていた。 それは知らず知らずに比べていたから。 小学生、学年が上がるたびに 人との違いに気がついた。 僕より勉強ができる子がいる。 僕よりスポーツができる子がいる。 僕より人気の子がいる。 同じ年齢なのに・・・同じ男子なのに 自分と近い存在と比べてしまう。 自分はあの子より勉強が出来ない あの子よりスポーツが出来ない あの

          不登校になった理由の一つなのかも

          心因性頻尿 〜「学校に行きたくない」ただそう言えれば良かった〜

          心因性頻尿 僕は学校に行けなくなった原因 「学校に行きたくない」 ただそう言えれば良かった。 僕は言えなかった。 ほとんどの子どもがそうだろう。 学校に行く以外の道をみんな知らない。 だから僕の場合 体が伝えてくれた。 心因性頻尿 授業中に何度もトイレに行く おしっこが漏れそうな感覚がする。 授業中に何度もトイレに行くのは 思春期の僕には 精神的に辛い。 そして僕は「もう学校に行けない」 と言えるようになった。 他の子はお腹が痛くなったり 体が動かなくなった

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          心因性頻尿 〜「学校に行きたくない」ただそう言えれば良…

          不登校だった僕の話〜母への思い〜

          不登校になった僕が 母はゆっくり考えれるように 大切な場所を作ってくれていた。 周りからの心ない言葉も 僕に届かないように 必死に一人耐えていた。 大人になった今だから思える。 もう大丈夫な時間と場所の中だから 言える。 あなたが言われたどんな ひどい言葉の 何十倍も感謝の気持ちでいっぱいです。 周りの人はすぐに忘れて 何処かに行ってしまうけど 僕の心の中に母への感謝の 気持ちはずっと残っています。

          不登校だった僕の話〜母への思い〜