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平沢和重奨学金&ベイツ大学留学記

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平沢和重奨学金に応募するまでとベイツ大学留学のおはなし。
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記事一覧

【ベイツ大学生活】ショートタームは何するの?

【ベイツ大学生活】ショートタームは何するの?

ベイツ大学の1年は、9月から12月初旬までの秋学期、12月から4月までの冬学期、そして5月にショートタームという1か月だけの短い学期があります。今回の記事でショートタームの様子を紹介します。

取る授業は1つだけショートタームに取る授業は基本的に1つです。秋学期、冬学期に比べて、実習や実践がメインのクラスがあったり、外部講師を招くクラスがあったりするのが特徴です。

Chinese cooking

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【ベイツ大学生活】2年ぶりのGalaとカルチャーの空白期間

【ベイツ大学生活】2年ぶりのGalaとカルチャーの空白期間

Galaって?まだまだ肌寒いメイン州の4月初め、2年ぶりのGalaが開催されました。

Galaとは、ベイツ大学が主催する(!)年に1回のフォーマルなパーティーです。過去2年はCovid-19のため開催できなかったのですが、今年は規模が小さいながらも2年ぶりに開催されました。

今年のGalaはHollywoodがテーマで、それぞれが思い思いにドレスアップして参加します。私も仲のいい友人たちと、1

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多様性についての雑記

多様性についての雑記

あるタイミングであるテーマのもと、多様性についての文章を書く機会がありました。私がアメリカに一年いて感じたことをうまく言語に落とし込むことができたし、#多様性を考える というぴったりなタグを見つけたので、せっかくだからここに残しておこうと思います。

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アメリカは多様性の国だ、とよく言われる。いろいろな人種、宗教、国籍の人が住んでいる。そんな国に一年間留学して、真

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【留学生活】プロフェッショナルとしての「司書」。その存在から見えてきたこと

【留学生活】プロフェッショナルとしての「司書」。その存在から見えてきたこと

「本の虫」だった私私は小さいころから本を読むのが好きでした。下校中に本を読みながら帰るという、「本の虫あるある」も当たり前(今考えたら、本当に危ない)。

小学生の頃は、図書館に通って2冊本を借りるというのを毎日繰り返していたので、年間で400冊ほどの本を読んでいた時期もありました。図書館に行くのは本を借りるだけが目的ではなくて、図書館の先生(司書さん)と、本についてやそれ以外のことをおしゃべりす

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【留学生活】Multifaithという概念と出会って

【留学生活】Multifaithという概念と出会って

無宗教でも無信仰でもないんだけど…大学生活の中で、たまーに、でも定期的に考えるようになったことがあります。宗教についてです。

私自身、自分をアイデンティファイするときはあまり○○教徒と認識していません。初詣に行って、クリスマスを楽しんで、仏教式の法事でお経聞きながら八百万の神はいるだろうなぁと思いつつ、ゴスペルを歌っています。高校は仏教系の高校だったのに、留学した姉妹校はカトリックだったし、大学

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【ベイツ大学留学】大変さを乗り越えて怖いものなしになった冬学期

【ベイツ大学留学】大変さを乗り越えて怖いものなしになった冬学期

季節外れの冬学期振り返り春も通り過ぎて、もう夏に差し掛かっている5月末。noteを更新する暇がないほどの冬学期と、楽しすぎてラップトップさえ開きたくないショートタームを経て、数日前に日本に帰国しました。留学全体を総括するにはもう少し時間がかかりそうなので、その前に半年くらいずっとご無沙汰していた、ベイツでの生活をまた少しずつ更新していきたいと思います。すでに懐かしいな、メインとベイツの友人が恋しい

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先日、約9か月のベイツでの留学を終え日本に帰国しました。9月から日本の大学に復学するまでまだ時間があるので、時系列はバラバラになりそうですが、ベイツ生活を徒然なるままに綴っていきます。

最後の投稿が3月末で1か月も何も投稿してませんでした。それくらい冬学期は普段の授業が大変で、期末も大変でした…期末が終わってからもドタバタで気づけば5月。いつの間にかもこもこジャケットがいらなくなり、春になりました。最後の1か月、最後までいろんなことにチャレンジするぞ!

気づけば雪がなくなり、外で日向ぼっこできる気温になってきました。そして帰国へのカウントダウンが始まります。あと2ヶ月…!

留学7ヶ月目でも、未だに英語やカルチャーの違いにぶち当たって落ち込むことも多々ある。アメリカに長年住んだり、大学を受験したりしたわけではないから、州の名前とか位置とか受験システムとか、そういう「アメリカの常識」の文脈に放り込まれると途端に何も話せなくなる。どうしようもない疎外感。

3月がもう1/3過ぎました。3月といえば就活解禁。薄々分かってはいたけれど、これはファイナルと日本の就活しっかり被るな…がんばるぞ

条件付きではあるものの、今日からベイツ大学では屋内でのマスク着用義務が緩和されました!!ここぞとばかりにみんなもう早速マスクしてないのですが、私はまだちょっと不安。慣れないせいかな…?それにしても、「マスクしなくていいよ」となるだけでだいぶ社会が回復した気がする。

【ベイツ大学生活】キャンパス内に無料の生理用品が置かれるようになりました

【ベイツ大学生活】キャンパス内に無料の生理用品が置かれるようになりました

「生理の貧困」問題日本でもここ数年、社会的な認知度が上がっている「生理の貧困」問題。経済状況や家庭環境などによって、必要な生理用品を入手できない状態をさします。増税の際には、日常の中で必要不可欠なものなのに軽減税率が適用されないということが注目され、議論になりました。

この問題は日本だけではなく、アメリカでも同じなようです。例えば、2021年カリフォルニア州の知事は、州内の公立学校で生理用品を無

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今学期の授業でも、提出した課題が褒められてクラス全体に(名前は伏せてあるけど)シェアされた〜!4年生で留学する強みは、批判的思考をアカデミックライティングでちゃんと形に落とし込むことができるようになってることだと思う。このおかげで英語のディスアドバンテージをだいぶカバーできてる!