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可愛い子には計算をさせよ?

人間という非合理で、もはや不条理な存在は淘汰されていくのだろうか?

152+49=?

あなたはこれをすぐに答えられるだろうか?
ちなみに、答えは201なのだが、私は10秒くらいの計算に時間がかかった。

もっとも、計算の桁数があがり、1211+8988なんていう計算になれば、もう私の手には負えなくなる。

オッケーグーグル

先日SNSで「息子が宿題をGoogle Homeに聞いていた」という話をみかけた。つまり

「オッケーグーグル、152+49の答えを教えて」

という具合である。私は思わず、「かしこい」と思ってしまった。なぜなら、今の私が計算に関して、電卓に心からの信頼を置き、Excelにすべてを委ねているからだ。

可愛い子には計算をさせよ?

私個人とすれば、どうせいずれ電卓を使うような計算なら、むやみやたらに計算するのではなく、その間に本でも読んだ方がいいのではないかとも思っている。

ただ、とかくいう私も高校生までは必至で筆算していたたちなので、「楽を覚えるからダメ」という意見も理解できる。いうなれば、野球部の3年生が「俺たちが1年の頃はボールなんて触れなかった」と伝統を受け継ぐような感覚だ。

非合理的で不条理な存在

とはいっても、私もときたまに手計算で検算することもあるが、検算を間違えることも少なくない。やはり、そのため、端から計算機に頼る方が合理的なだと考えてしまう。

人間がしなくてもいいことが増える中で、人間にしかできないことを追い求めるのも一つの考え方としはありなのかもしれない。

ただ、他方でこの社会が合理化されていくほど、人間という非合理で、もはや不条理な存在は淘汰されていくのだろうか?

ーーー

わたしはわりと学生時代から「すぐに答えを見る派」でした。答えまでたどり着く力と、答えから逆算する力。似て非なる能力ですよね。

わたしは今、答えどころか、問いすら分からない日が多々あります。

というわけで本日はこれにて。
ご清読ありがとうこざいました。

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