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カサゴとメバルの唐揚げ【釣り上げ後1時間な島料理】

ひっさしぶりに料理の記事です。
最後にいつ書いたか思い出せないくらい・・・。

しかもこんな記事を投稿しといて、翌日料理記事を投稿するという。

閑話休題。
最近農閑期に入ったこともあり、釣りを始めました。島に移住して2年弱になりますが、ようやく重い腰が上がったというか。
というのも、先日ウチのお客さんにと島民の方がカサゴを差し入れくださいまして、煮付けてお出しするととても評判が良く・・・

こりゃ農家の私とはいえ、「こんなに喜んでくれるなら、俺も魚釣りたいな」と思ったのです。そのような折、先輩移住者のお姉さまから釣りレクチャーのお誘いがあったので、同行させてもらうことに。

釣れるんですね。教えてもらえば、ど素人でも。これはカサゴかタケノコメバル。

左の黒っぽいのがメバル、赤っぽいのがカサゴ(ガシラ・アラカブという別名も)

鱗取ったり、えらと内臓を出すくらいはできますが、魚を三枚に下ろしたり、お造りにするのは超絶不慣れ。なので、とりあえず唐揚げにしようかなと。唐揚げなら骨ごと食べられますしね!

ここから魚のさばいた写真が出るので、苦手な方は飛ばしてください。

カサゴ君。まだまだ生きているので、脳天に包丁を入れて〆る&エラから包丁を入れて血抜き
鱗もとりました。上のカサゴは死後硬直している様子。下の君はほんとにメバルか?分かんねぇ。
数匹、苦戦しました。早く〆てあげるのも、責任だよなと思ってみたり。
頭ごと食べたいので、包丁の背で頭の骨を叩き折る。

ここまで来ると、あとは大した作業でもなく。

塩コショウして、片栗粉付けて、160度の油へgo

油をケチっているので、4回に分けて揚げます。おかげで2度揚げは必要ありませんでした(2度揚げしないと、頭ごと食べるのは至難の業かなと

そうそう、「余分な片栗粉は落としましょう」とよく書いてますが、私は余分な片栗粉そのまま派なのですが、皆様いかがでしょう?そのままの方が、衣がザクザクで美味しく仕上がりませんか?

できた!ビールは忘れずに!レモンも小松菜も島産です。真ん中の水滴は何だ?
アップでもお届け

頭ごと食べれば、350ml缶なんて一瞬ですね。
獲れたてのせいか、とても身がフワフワ。
一晩で4匹くらい食べてしまいました。

また実は、

三枚おろしの練習台になってくれたカサゴを骨せんべいに
小さな一匹をお味噌汁に。カサゴ一匹で驚くほど出汁が出ます。

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メバルもカサゴも白身の淡泊なお魚。唐揚げだけでなく、アクアパッツァやムニエルなど、洋食にしても相性の良い食材です。
またメバルやカサゴは年中釣れるとはいえ、冬が一番美味しい時期とされています。

根魚といって海の底や岩場・テトラポットに隠れて生活をしていますが、逆に港近くの水深30㎝にもいるようなお魚なので、小さなお子様でも安心して狙えます!一度、島でメバルやカサゴを釣って料理してみませんか?

★釣り竿、貸します(島のおっちゃんからのお下がりなので、古いのは許してくださいね)


素泊まり5400円~6000円(キッチン・調理器具・調味料は無料でお使いいただけます)


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