マガジンのカバー画像

sense of wonder

279
ちいさな人たちとの日常のつぶやき
運営しているクリエイター

#毎日note

支え合う関係

支え合う関係

ちいさな人たちは
はじめは1人遊びをしていて

少しずつ誰かと遊ぶことを
楽しむようになってくる

同じことをイメージして
一緒に遊ぶということを楽しむようになる頃は

ちいさな人たちの社会が出来つつある

できることが増えてくると
大人はつい
自分でできることを優先してしまいがちだけど

出来ないことや
人のちからを借りたいときは
誰かに頼ってみるということも
たくさん経験できたらいいなぁ

もっとみる
大きくなったら

大きくなったら

ちいさな人たちに
大きくなったら何になる?って
聞いてみたら

目をキラキラさせて
なりないものを言ってくれるでしょう

憧れているもの
素敵だなと心惹かれるもの
カッコいいと心動かされたもの

スポーツ選手
ケーキ作る人
動物のお医者さん

YouTubeに出てくる人
笑顔の可愛いモデル

ママのような可愛い人
パパのような優しい人

大きくなったら

その言葉には
これからの未来
この先の夢

もっとみる
なんだろうと覗き込む

なんだろうと覗き込む

ちいさな人たちは
ふと目についた
興味を惹かれるものに

引き寄せられるように
覗き込む

そこには
これなんだ?
という好奇心

不思議なもの
きれいなもの
おもしろいもの
目にしたことのないもの
大好きなもの

どんなものが
これなんだ?と思わせるのか
人の好奇心っておもしろい

道の端にあるたんぽぽ
公園の砂場の横にある蟻の巣の穴
ブランコの柵についている蜘蛛の巣

角を曲がったおうちの大き

もっとみる
学ぶということ

学ぶということ

ちいさな人たちは
生まれながらに成長しようとする

すべてのことから
学んでいくちからがある

ものの名前
道具の使い方
身体の動かし方
状況をみながら判断すること
人と人のやりとり

見たり真似たりしながら
自分のものにしていく

そのプロセスには自分で決めて選んでいく
というものがあることが
学ぶということにつながるのかもしれない

ものごとから学ぶということは
生きること
生き方につながって

もっとみる
2021年のありがとう

2021年のありがとう

2021年は、いろんなことがありすぎて!
ひとつずつ振り返りをしています

4月以降のことなんて
なーんにも考えられなかったころに出会った
《子どもの居場所づくりプロジェクト・ビリーバーズ》

https://www.facebook.com/believers2021/

《子どもの居場所》というキーワードで
集まった全国の…世界中の同じ思いの人たちと
対話を重ねてきました

そのうち、リアルで

もっとみる
好きなもの

好きなもの

好きなものは
誰が教えることなく
ひとりひとりが持っている

ちいさな人たちも
ひとりひとり
好きなものがある

好きな遊び
好きなおもちゃ
好きないろ
好きな食べ物
好きな場所

好きなものは
その人の大きな可能性や才能を引き出すもの

好きなものは
大きなちからをくれるもの

好きなものは
その人にとってたいせつなもの

ちいさな人たちが育つ中で
好きなものは

心の拠り所のような
心落ち着く

もっとみる
自分で決めること

自分で決めること

あなたはどうしたい?と
ちいさな人たちに問いかけると
言葉にはならなくても
決めることができる

自分で決めたことには
パワフルなものがある

集中して取り組んで
新しいものを作り出したり

うまくいかないときも
工夫してやりきったり

思ったようにならなくて
悔しくて泣きながらもなんとかしたり

言葉にすることが
まだ難しいちいさな人たちにも
決めるちからはあって

自分で決めたことには
立ち向

もっとみる
信じて待つ

信じて待つ

ちいさな人たちは
自分で育つ
そのちからを持っている

そのちいさな人が持っている可能性は
自分のちからで花開くことができる

おとなはただ
そのちいさな人の成長するときを
信じて待つことでいいのかもしれない

誰かが信じてくれている
大好きな人が信じてくれている

いまを思いきり味わったら
次へのステップを踏めるのかもしれない

それだけで
持っているちからを
大きく動かすことができるのかもしれ

もっとみる
やりたいことのその先には

やりたいことのその先には

ちいさな人たちは
誰から教えてもらうこともなく
やりたいことを見つけていく

やりたいことをやっていくと
そのおもしろさから
もっとやりたいと思うもの

やりたいことは
ふとおもしろそうと感じるもの

やっているうちに
夢中になれるもの

楽しくてたまらない気持ちになるもの
わくわくが止まらないもの

やりたいことをやるときの
ちいさな人たちの表情は

顔の筋肉が緩んで
目を輝かせて

瞬きするの

もっとみる
光と影

光と影

ちいさい人たちと
公園に遊びにいく

一歩ずつ足を踏み出して
あちこちに探検へ行くように

興味の向く方へ
歩き出す

落ち葉やどんぐり
葉っぱの下に隠れている小石
ありの行列

散歩に来た子犬
いつもベンチにいるおばあちゃん

木の下にいると
風で葉が揺れてざわざわと音がする

揺れるたびに葉の影が揺れて
その影を追う足は

光と影とダンスするかのように

この光景をなんという言葉にするのか

もっとみる
心地良いところ

心地良いところ

ちいさな人たちは
自分の心地良い場所を
わかっているように

近づいて良いと思ったものには
近くまで行くし

ちょっと遠くから…と思ったものには
ちょっと遠くに行く

遊びの中に入ったら?と大人が呼んでも
一見、中に入らないように見えるのは

いちばん心地良い場所を
ちいさな人たちは
わかってるのかもしれないなぁ

どこにいるか
どこから参加するか
どの距離にするのか

ちいさな人たちは
全身で感

もっとみる
言葉にならないものがあるとき

言葉にならないものがあるとき

ちいさな人たちは
言葉という伝える手段を
うまく使えないことがある

でも
嬉しい気持ち
楽しい気持ち
寂しい気持ち
悲しい気持ち

その感情は充分に持っている

おもちゃの取り合いで
友だちを叩いてしまったとき
そこにはどんな気持ちが生まれているんだろう

悲しいこと
悔しいこと
辛いこと
怒っていること
歯痒いこと

そんな気持ちがあるのかもしれない
でもそれを言葉にして
伝えることができない

もっとみる
変化していく

変化していく

ちいさな人たちは
新しいことに
飛びつくように興味津々のことがある

新しいことに
どきどきするちいさな人たちは
ちょっと遠くからそれを眺めていたりする

新しいことは
はじめてのこと

何があるんだろう
触れるのかな
手で持ってみてもいいのかな
どうやって使うのかな
美味しいのかな
ってそんなことを考えているのかもしれない

はじめて絵の具を出してみたときに

とりあえず
触りにきてみたり

もっとみる
信じるということ

信じるということ

ちいさな人たちは
生まれたときから
信じるちからをもっている

周りにいる大人の人たちのことを
信じていて

ひとりじゃできないことも
周りの人に助けてもらうことも
信じて委ねることができるから

安心して少しずつ
知らない世界に探求にいくようになる

探求した先にも
楽しいことや
安心できることがたくさんあって

この世界は楽しいなーと
思えるのかもしれない

そうやって大きくなっていって
ちい

もっとみる