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キリスト教

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クリスチャントゥデイの編集長が不定期にnote.comを巡ってこれは良いと思ったキリスト教関係の記事をまとめていったものです。
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2023年4月の記事一覧

2023年は「キリシタン解禁150年」

2023年は「キリシタン解禁150年」

明治6(1873)年に明治政府はキリシタン禁制を撤廃。今年2023年はちょうど150年ということで、当時の行政文書などを読んでみます。

《2023年6月14日》「敦賀県届」の文字起こしと読み下しを追加しました。これで全文書となります。

はじめに2009年には、プロテスタント宣教師の本土初来日から150年が記念されました。
2015年には、潜伏キリシタンが名乗り出てから150年が記念されました。

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クリスチャンは十円玉を使ってもいいのか

クリスチャンは十円玉を使ってもいいのか

イエスを陥れようとするために遣わされた人が来て、イエスに言います。「先生、わたしたちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方であることを知っています。人々を分け隔てせず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。納めるべきでしょうか、納めてはならないのでしょうか」(新約聖書マルコによる福音書12章13節

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命は誰のものなのか

命は誰のものなのか

人の命とは、神様から授かったとか、頂いたとか、管理すべき時間として預かったとか、いろいろ考え方はあるけど、愛するために託されたと考えることもできるかもしれない。自分のものであると同時に神様の委託物でもある。託した神様には意図や願いがある。神を愛し隣人を愛するよう、託したと信じる。

命の使い道は、人生の使い道だし、時間の使い道。イエス・キリストに従うなら、イエスが命を、人生を、時間をどう使ったかに

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イースターで露見する成熟と未成熟

イースターで露見する成熟と未成熟

 昨日(4月9日)イースターでにわかに盛り上がったキリスト教界だけれど、「イースターは邪教に由来するから祝ってはいけない」と真顔で言うクリスチャンもいる。このバラバラ感もキリスト教界の特徴の一つだ。時として、同じ宗教と思えないくらい乖離している。

 イースターを否定するクリスチャンは大体クリスマスも「キリストの誕生日ではないから」というズレた理由で否定する(クリスマスはそもそもキリストの<誕生日

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