マガジンのカバー画像

息子語録

698
ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
運営しているクリエイター

#工作

飛行機を作りたいと言うのでペットボトルを渡した。すると折り紙が3枚欲しいと言ってきたので、渡した。その後、テープをつけたり、折り紙にちょっとした切り込みを入れるのを手伝ったぐらいでほとんど1人で完成させた飛行機。去年は細い紙を十字にして飛行機を作っていたのにものすごい成長だ。

成人式。息子の時は20歳?18歳?と思いながら、あと何年?と思いを馳せてみる。本人にはまだまだ未知の未来なので、本日もお家で工作タイム。今日は紙粘土。二人でいろいろと制作。工作しているとわたしの方が夢中になってしまうのだけれど「楽しかったね」と言ってくれたのでよしとしよう。

学校から帰ってくるなり「宿題の貯金箱を持ってきてだって」
そんなの作ってないし、知らないし!夏休み、紙粘土で恐竜は作ったが、貯金箱は作ってない…「応募したから明日までに持っていかないと」さっぱり訳がわからないが、作って持っていくと言うので家にあるもので貯金箱作り。彼らしい初日だ。

夏休みは今のところ
実家に帰省してのんびり過ごす。
昨年、武器作り(紙を丸めただけの剣や銃)に夢中で作ったものが段ボールの中から出てきたのだけれど「これ、丸めただけじゃないか!」と新たな武器を作り始めた。如意棒みたいに伸び縮みできるものをさくっと作っていた。これも成長の証。

突然、紙で刀を作り出したと思ったら何かと戦っている。
ものすごく真剣に戦っているので、何と戦っているのかと訊いたら「妖怪がいる」とのこと。
なんでも、昼夜構わずどこかにいるらしく、刀で退治はできているので怖くはないらしい。
鬼太郎を知らないのに妖怪退治が密かなブームになっている。

我が家の芸術家は突然、創作意欲に掻き立てられる。「来年とその次の年の動物の置物を作りたい」とおっしゃるので作ることにした。寅と卯。オスメスの違いにこだわったり、餌も用意したりと実に熱心に作っている。手伝いながらきっと土偶はこんな感じでできたのだろうと遥か昔に思いを馳せてみる。

丸く切った折り紙2枚。1枚の裏側に自作の歌詞を書き込む。それをもう1枚の折り紙と外表にしてテープでくっつけて、真ん中に黒丸、そこから放射状に模様を描いて完成させたのはCD 。折り紙の裏側に歌詞を書いたのは録音したのだそうだ。この発想力と創造性、やっぱり天才的だと思ってしまう。

炭酸水をよく飲むわたし。ペットボトルのキャップが増える。分別していたわたしを見て息子が作ったのはキャプ貯め装置。ここに入れておけば、貯まったぶんは彼が処理してくれるらしい。「これで簡単になるでしょ」と誇らしげな笑顔が眩しい。誰かのために何かを考えられるって素敵だな。

「残酷な天使のテーゼ」を歌いながらロンギヌスの槍を作る。
そんな彼はエヴァンゲリオンを見ていない。恐くて見られない。鬼滅の刃の時のようにユーチューブで情報を収集している。気になること関して、情報収集を熱心にしてしまうあたりがわたしにそっくりだ(笑)

最近は工作熱が上がり、段ボールとセロテープだけの選択肢が広がってきた。いろいろと使えそうなものを集めては思いのままに作っていく。
写真の銃は画用紙に使い終わったテープの芯、紙ナプキン。彼にとって家のなかは宝の山らしい。

マインクラフト的な無料ゲームで自分の村を作る。公園ではマインクラフトごっこと言って地面の石を掘り鉄鉱石!石炭!等と楽しんでいる。やがて化石発掘隊となり、謎の石を持ち帰る。そしてオリジナル日輪刀をせっせと作る。作って遊ぶ、遊んで作る、休日を満喫。雪が降ればさらには楽しいらしい。

段ボールで「時が止まるスイッチ」を作った息子。押してみたら「あれ?テレビが止まらない!」暫く思案したのち、もう一度、スイッチを押す。息子、静止。押した人の時が止まるスイッチらしい。誰が解除するか聞いてみたら「カマ」と言うポーズをすることで動けるから大丈夫らしい。空想少年全開だ。