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音を日常の彩りに Vol.8 / 「Sketchbook」 Julian and Jiaxin Lloyd Webber

初雪が降る頃、いつも思うのは今年ももうすぐ終わるんだということ。

クリスマスの音楽やイルミネーションも初雪の頃。なお一層、過ぎ去る年への想いが募る。

そんなことを、また想う時期がやってきた。

いろいろな出来事が今年もあり、それらはささやかに自分史への彩りとなる。

それとは、別に想うことがある。

それは四季の豊かな国に生まれた幸運。

春を待つ一月に年が明け、次第に暖かさが増して、桜の季節になり、気持ちも暖かに。夏の暑さを冷ますように秋がやってくる。そして年の名残を惜しむかのように全ては白い世界、凍えそうな大気に包まれ、一年という時間は幕を下ろす。

毎年毎年感じられるこの移ろいが、きっと、情緒感や感性を磨くことに寄与しているはず。

そんな二つの想いを。

この曲を聴きながら。

【テーマについて】
人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。
色が我々に与える影響が大きいように、日常に漂う音もまた我々に、知らず知らずのうちに影響を与えていることでしょう。
都会や人が暮らす街には自然の音と人工の音が入り混じっていて。そんな中で音をうまく生活の中に取り入れていくには。
音は奏でられると、音楽となります。それは何百年も前からずっと形を変えて受け継がれてきています。
自分が楽器を演奏できなくても、歌がうまく歌えなくても。歴史に残された音楽という音をセレクトして誰かに届けることができるのでは無いか。そしてその音楽からマインド的に生活の豊かさ、彩りが生まれないだろうか。
そんなことを考えて、あるシチュエーションを仮定し、そこに流れていると良いと感じる音楽、楽曲を紹介して見ます。
誰かが奏でた音。音楽。
そんな音に力を借りて、毎日に少しでも彩りをもたらす事ができれば幸いです。
音楽を纏って、日常に彩りを。




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