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解体新書

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#身体感覚

人体最大の器官である”筋膜” ①

人体最大の器官である”筋膜” ①

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

近頃”筋膜”という言葉がだんだん一般的になってきたものの、”筋膜リリース”という言葉が独り歩きを始めたばかりに、ビジネス的になんでもかんでも筋膜リリースという言葉をつければ流行るみたいな兆候が感じられるようになってきました。

まぁ、からだへの理解が深まるプロセスだと考えるとそれはそれで良いことなのかもしれませんが、そのサービス(施術)を受ける側の視点

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BODYWISE身体動作研究所

BODYWISE身体動作研究所

「ひとのからだ」に興味を持って四半世紀。

「ひとのからだ」に関わる仕事を始めてから20年。

生きかた、暮らしかたを考え、四万十市に拠点を構えて10年。

スタジオ から ”研究所” へ、在り方を変えることにしました。

これからもどうぞよろしくお願いします🙏

体幹と四肢の統合、からだのアップデート完了

体幹と四肢の統合、からだのアップデート完了

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

心配していた大寒波は想定を超えてこなかったので、寒さは厳しかったですが、事前の準備がしっかりできていたので快適に持ちこたえることができました。

寒波をやりすごして初めにしたこと、温泉&サウナでした♨️

寒さ対策はバッチリしていても、冷えると縮まるのが私たちのからだです。
表面だけではなく、芯から温まって縮まったからだを復元したいですよね。

なぜな

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からだの動きは感覚を通して統合されるべき

からだの動きは感覚を通して統合されるべき

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

前回の投稿では暖かい冬が…なんて言っていたら、来週は記録的な寒波襲来とのこと😓週間予報でみると来週の半ばには最低気温が-7℃とあります❄️仮にもここは”南国高知”と言われているはずなんですが… ここはどこ??なんでしょうか。

かつて篭っていたことのある白馬村は-19℃…

-19℃の世界は全く想像がつきませんが、篭っていた頃にもあったのかもしれませ

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からだの大きさを知らずして、動作を快適化することは難しい

からだの大きさを知らずして、動作を快適化することは難しい

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

先日から、例の流行病の後遺症のようなものに悩まされている方のセッションがちょこちょこ増えてきました。実際には個人差があるのが後遺症だと思うのですが、肩首まわりの不調や、腰・股関節まわりの不調などを訴える方が多いように感じます。

気になる結果ですけれども、どなたも改善してお帰りいただけているのが何よりだと考えていますし、お役に立てていることを嬉しく思い

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絶対的な安定感を授かるには…押しつぶされているのか、ぶら下がっているのか?

絶対的な安定感を授かるには…押しつぶされているのか、ぶら下がっているのか?

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

ここ数日は1月というのに春めいた日が続いていて、小寒を迎えたというのになんとも不思議な感じがします。

地球は冷えてきているという主張もありますが、やはり地球は温暖化しているというのが事実なのでしょうか。

これは僕の考え方ですが、温暖化していようが、慣例化していようが、それは地球の長い歴史のほんの一部であり、私たちが小さなアクションを起こそうが起こす

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はじめに「軸」があって、そこから伸び拡がる四肢(手足)がある。そしてそれらは常に連動している。

はじめに「軸」があって、そこから伸び拡がる四肢(手足)がある。そしてそれらは常に連動している。

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。
前回、前々回と『からだの軸』について書かせてもらいましたが、読んでいただけましたでしょうか?

からだのことを文字で伝えることはとても難しいことですし
みなさんが知らないことを、言葉で想像することはさらに困難を極めるとは思いますが、知らないまま過ごすより、何事も知ることから始まりますので、まだチェックしていないようでしたら、ぜひご一読いただけたらと思いま

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中心感覚をより明確に

中心感覚をより明確に

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。
前回の投稿では『軸』をはっきりさせることについて書きました。

思ってたのと違う体軸

人によって異なると思いますが…
からだの軸というと、からだの真ん中を貫いている細い線のようなものをイメージするかもしれません。

しかし実際は、太くて厚くて「安心」できるというのが『軸』です。
当たり前だけれど、からだには厚みもあるし、幅もあります。
左右を常に対象で

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からだを支える軸をはっきりさせる

からだを支える軸をはっきりさせる

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

暦の上では小寒を迎え、今朝は久々にキーンと冷え込んだ朝を迎えました。ハロウィン ⇨ クリスマス ⇨ 年末年始とイベント盛りだくさんの時期を終え、仕事が始まりましたね〜!

寒さに加え、忙しさもからだを ぎゅっと 縮める要素になるので、疲れた内臓とからだをねぎらって明日からの3連休、初日の明日は七草粥を食べつつ、ゆっくり過ごししていきましょう。

前回の

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立体的であることを思い出す

立体的であることを思い出す

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

10月もそろそろ終わりです。 早い!!今年も残り3ヶ月ですよ。
目まぐるしい速度で変化する世の中ですが、自分の軸は見失わないように、ゆっくりと安定した立ち位置で乗り切りたいものですね。

さて前回のBODYWORKS SESSION2 から少し時間が空いてしまいましたが、今回はSESSION3についてお話をしていきますね!

立体であるということ

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もっと脚を信頼して、楽に立てるように

もっと脚を信頼して、楽に立てるように

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

前のポストでは、BODYWORKSのセッション1ではからだの中にある一番大きな空間に働きかけるということを行うというのを説明しました。

からだの中にある大きな空間というのは、「体幹」と言われるエリアです。言い換えると、腕と脚をつなぐ(もちろん頭も)とても拡張性の高いエリアということになります。

そんなエリアに触れ、変化を促すと体感が大きく変わります

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もっとからだの中の空間に気づきを

もっとからだの中の空間に気づきを

こんにちは、身体機能研究家の小林洋太です。

昨日まで短パンとTシャツで過ごせていたのに、今日は肌寒くなってきましたね。お気に入りの股引きで秋モードです。

からだの動きに合わせてフィットする、斬新でいて、伝統的なウェア。
これ、マジでオススメです!!

そのうちスタジオでも展示会ができたらな〜なんて思っています☆

さて、昨日書いたとおり私がやっているからだのことをシリーズで綴っていきたいと思い

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