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映画『Perfect Days』は「清貧ミニマリストの下町ルーティン」なのか?
(ネタバレ:有り)
映画『Perfect Days』を観た。予告のまったりした雰囲気が合わず遅ればせてしまった。間に合ったのは幸いだ。素晴らしい映画だった。
この映画に寄せられた感想もいくつか読んだ。乱暴にいって、本作は清貧ミニマリストの下町ルーティンとして受け止められているようだ。役所広司演じる平山の鋭い感性が、日常をみずみずしく捉える。平山の生きかたを現代のわたしたちは失っている ──
今週買った漫画03/クセのつよい漫画は1冊で十分
今週はがんばってヘッダー画像を載せてみた。
戦奏教室 6まだ6巻だったのか、という感じがある。だいぶ話が進んでいるので、てっきり10巻くらいかと思っていた。7巻が出たときにいちど読み返そうかしら。
二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(20)そろそろ終わりが見えてきている。わたしも20代のころは塾講師をしていた。さいわいなことに当時のわたしはほとんどの期間が学生で(途中で卒業した)、ノルマを課された
今週買った漫画②/ルールを破りたくなる漫画との出会い
今週の『ダイヤモンドの功罪』『カテナチオ』は先週から引き続き読んでいる。あまりにも面白い。『ドラハチ』と合わせてもっともハマっている3冊だ。「ウィズ『アオアシ』時代におけるシリアスなスポーツ漫画3選」とでも銘打って別途紹介記事を書きたい。
ダイヤモンドの功罪(3)先週2巻を買ったばかりだが、あまりにも面白いので 🔗3巻 を買って読んでしまった。
ダイヤモンドの功罪(4)さらには 🔗4巻 ま
日記│映画『窓際のトットちゃん』を観た/なんでも話してごらん
(ネタバレ: 前半部分は有り)
12/29 に映画『窓際のトットちゃん』を観た。うろ覚えだが、以下のようなシーンがあった。
トットは周囲を気に留めない「天然キャラ」として描かれている。校長に向けても、とりとめなく、はてしなく話が続く。あらかた話し終えると、心を占める想いが落ち着き、静かな寂しさに包まれる。続きを促され、悩み吐露するトットはよそよそしい。さきほどまでの勢いがない。どこか他人事でも
日記|漫画『STAND UP START』(13)(福田秀、ヤングジャンプコミックス)完結
(ネタバレ: わずかに有り)
福田秀さんの『STAND UP START』が13巻で完結した。13巻。とても面白かった。福田さん、たいへんおつかれさまでした。面白い漫画をありがとうございます。
自分の年齢が高くなるにつれて職業ものの漫画を読むことが増えてきた。『トリリオンゲーム』『いつか死ぬなら絵を売ってから』『左利きのエレン』など、流行っているものは一通り読んでいる気がする。『課長島耕作』ま