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ONLINE STORE OPEN ~!

ひと月前、ステイホームしながらふと芽が出たアイディアが、たくさんのひとたちのあたたかいサポートにより、やっとひとつのかたちになりました。


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この時期はいつもなら「工芸の五月」や「クラフトフェア」で賑わう松本の街が、今年はぽかーんと穴があいたよう。


毎年あちこちから訪れてくれるひとたちに会えずじまいでなんだかさみしいようなちょっぴりくやしいような、そわそわした気持ちを抱えている街のひとたちの顔が浮かびました。


きっと県をまたいでの行き来が今後暫くは難しいだろうな、という予想と、それでもそれぞれの日常はつづいていく現実のなかで、今は旅することが叶わない地域と地域をつなぐようなご当地便を作りたいと思いました。


このコロナ渦で、オンラインでのコミュニケーションが増える一方、私自身もっと手触りやぬくもりのある、時間をかけたコミュニケーションを求めるようになりました。


毎年松本へ訪れるのを楽しみにしているひとや、ひさしぶりに連絡をとる遠くの友人に宛てて、おかあさんから送られるふるさと便のような、旅先の空気も詰め込んだお土産のようなものをと、わたしが生活するなかで出逢った、松本の健やかな空気(豊かな自然、街のひとが育ててきた文化)を感じてもらえるような3つの箱を用意しました。


また、今回参加してくれたお店の方たちから”松本のおすすめ”メッセージをいただいて、箱に添えています。


ガイドブックには載っていない、街に住むひとの肌感覚を知り、体験することが旅の1番のたのしみだと思うので、つぎの松本旅行のインスピレーションになればいいなと思います。


それから、「まつもと号」にはコンセプトをデザインとして素敵に落とし込んでもらった『HOME TO TAPE』も同梱されます。


受け取った方が、手持ちの箱やスーパーにあるご当地野菜の箱などにこのテープを貼って、またほかの誰かへと想いを贈るバトンとなって、松本からこの輪がひろがっていけばいいな ~という願いを込めて。


この「ふるさと便」プロジェクトを通して、会いに行けない代わりに、想いを贈りあったり、季節のものや自分の住む地域のものを選ぶ時間やプロセスをたのしむきっかけになれば嬉しい限りです。


オンラインストアはこちらから、覗きにいらしてください。
https://home-to-home.stores.jp/

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