「学び直し」に、もの申す
「学び直し」「リカレント教育」という言葉、最近よく耳にします。「人生100年時代構想」とセットで検討されていたようですね。
当時の私は「学び」にアンテナが立っていなかったので気にならなかったのですが、最近またこの言葉が出てきてビンビンに反応してしまいます。
でも「学び直し」って言葉、何か変じゃないですか?というお話です。
一緒に学びましょう!💪
そもそも「学び直し」とは
✅定義(デジタル大辞泉より)
以前に学んだものをもう一度学ぶこと。特に、社会人が、学校教育で学ぶ内容の知識を勉強しなおすこと。
✅誰に言っているのか?
・社会人
・定年退職された人
・子育てや介護で退職された人
・フリーター など
✅誰が何を言っているのか?
文部科学省は、「学び直しを希望する方々に制度を有効活用していただけるよう、学び直しに関する制度や情報」を発信しています。
高卒/大卒資格支援、スキルアッププログラム、奨学金、社会人の学び直しのためのポータルサイトへのリンクなど。こんなのあるんだ。へー😲
厚生労働省は、「学び直しのきっかけともなるキャリア相談や学びにかかる費用の支援」をしています。
教育訓練や高等職業訓練促進の給付金、キャリアコンサルティング、事業主への支援もしています。
「学び直し」では何がダメなの?
国による「学び」への支援は大変すばらしいです!
私が気になるのは、「学び直し」という言葉です。
以前投稿した「もやもや進化論」の中で「スッキリしたらそこで終わってしまう」という話をしました。(下図の上側)
似たような話になるのですが、学び「直し」ちゃったらそこで終わりじゃない?と感じました。
「学び直し」ではなく「学び続ける」へ
「学び続ける」と何がいいの?
①「変化の時代」、さらにその先のどうなるかわからない時代に対応できる
②パラレルキャリアや、セカンドキャリアにもつながり定年後も困らない
③自分の可能性を広げられる
④世界を広げられる
⑤給料があがる
⑥老化防止
など、でしょうか。
でも、学び続けるために一番大事にして欲しいのは、
⑦楽しい
ということだと思っています。「何を学べばいいかわからない」ときは「自分が楽しめる学び」を基準に選ぶのはどうでしょうか。
私が学び続けてうれしかったこと
続けていると誰かが見てくれています。私が「学び続け」「発信を続けた」ことも見てもらえていることがわかってほっとした気持ちになりました。
先日ちゃわんさんにTwitterで紹介されました。「伝道師」「わかりやすい」「奥が深い」という言葉がとてもうれしかったです。やっててよかった😊
まとめ
「学び直し」という言葉に違和感を感じました。「直す」のではなく「続ける」。
これからも、楽しんで学び続けます。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
【思いつき#014】
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