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ヒロ
2020年7月30日 17:45
真っ赤に熟れたトマトが太陽の光を浴びている反射して庭先をきらきらと眩しく輝かすドアを開けてすぐ滲む汗拭って「いってきます」と歩き出した厚い雲の向こうの光まだかまだかと待っていた眩しすぎて目を閉じたくなるほんの少しだけあの雲が恋しい炭酸ジュース片手に坂道を上ると見える海海風が頬を撫でる太陽の光が肌を焼く古ぼけた木陰のベンチ炭酸ジュースの汗が描く夏熱くて強
2020年7月25日 17:54
待ちに待っていたような来ないでほしかったような新しい扉の前ひとり深く息を吸った足がすくむ指先が冷たくなっていよいよだと顔がこわばる新しい世界はこわいでもそんな挑戦繰り返して今があるだから次も大丈夫だ今までの私が見えない手で背中を押す前に進みたいような戻ってしまいたいような一歩踏み出した先に待つのは天国か地獄かそれとも口が渇く鼓動が速くなってなんでだろう少し
2020年7月20日 18:00
だいすきなともだちおなじところで笑っておなじところで怒っておなじところで泣いて似てると嬉しくてある日僕が打ち明けた悩み事僕には見つけられなかったこたえ思いもよらない考え方で君が見つけてくれたおなじところを数えてこれが一緒にいられる理由かななんて思ったりするけれどもしかしたらちがうところが君と一緒にいられる理由なのかもしれないねだいすきなこいびとおなじところで笑っ
2020年7月15日 17:35
無敵のようにも感じてた根拠はないけど自信に満ちあふれて今よりずっと自由だった思い返しては空の心が揺れる出口の見えない迷路のようそれでも現実(何も)知らないままよりずっといい好きだから叶えたいから苦しくても出口を探し続ける楽しいだけじゃない そうだよね私はまだ迷路のなか空回っては焦る心出口を見つけた喜ぶ声が聞こえる誰とも比べないと決めたあの日の私はいなくなってしまった
2020年7月10日 18:11
人混みが嫌いだった思うように進めないとか他人(ひと)との距離が近いとか理由はいろいろあるけど雑踏の一部になって消えてしまうんじゃないかって高いところから頬杖ついてアタシを見下ろす奴らがいる違う、アタシなんて見ちゃいないアタシを見てよ見分けなんてつかないかもしれないけどアタシはアタシしかいないんだよアンタもアンタもアンタもそうでしょうねえ アタシを見つけてよ伸ばした
2020年7月5日 18:44
雨音はいつの間にか聞こえなくなっていて鳥たちの力強い羽ばたきの音がした窓から見下ろしたアスファルトはもう乾きはじめて水溜まりが煌めいてる雨上がりの風が涙を拭ったかなしみは黙って耐えるも良し笑い飛ばすも良し涙で流してしまうも良し私のやり方で向き合っていく雨音と傘に隠れて泣いた帰り道は世界から切り取られたおとぎ話みたいだ律義に守ってる赤信号隣に立ち止まった無垢