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子育て”ほぼ”終了!49歳アラフィフ母、「求職活動」始めました。

49歳の大学生の母です。一年間の休業期間を経て、この4月から求職(就職)活動を始めました。これまで、雑誌編集/ライター(直近10年間)と、それ以前のいくつかの仕事を経験しながら、子育て(子供の教育)を最優先するという家庭運営方針の下、子供の年齢や中学・大学受験、海外赴任帯同など大きなライフイベントに応じて、正社員から派遣、契約社員、フリーランスと時々に合わせた雇用形態で強弱メリハリをつけながら働いてきました。編集ライターとしては旅行誌、カルチャー誌、専門雑誌などの仕事を中心に執筆してきました。ご依頼頂いて経営者インタビュー書籍の執筆経験もあります。

休業を決意する前、ちょうど大きな仕事の区切りがつき、場を変えてスキルアップしたいという仕事への意識の変化があったところに、親の病気、家族の交通事故など複数の要素が重なり、軽度の鬱症状に苛まれました。それを機会に、子供の大学受験が終わるまでのおよそ一年間、スローダウンして休業することを決意しました。運悪く、想定外のコロナ禍とぶつかり、そして2021年春を迎えました。

無事受験を終えた娘が大学に入学し、子育てに一区切りがついたの4月。もうすぐ50歳の誕生日を迎えようという状況で、「これからは子育てに時間を取られず気兼ねせず、思い切り大好きな仕事をして働きたい!」と、新たな気持ちで求職活動をスタートさせました。

タイトルに「求職」と書いたのは、現時点では、正社員という雇用形態には必ずしも固執していないためです。つまり、正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイト、業務委託など、働き方については仕事内容・報酬・諸条件・楽しさ(やりがい)に応じて、柔軟に考えていきたいという理由から、就職ではなく「求職」と書きました。

実際に、直近10年間は業務委託やフリーランスでの受注で雑誌編集とライターの仕事をしてきましたし、正社員だから楽しい仕事ができるかというと、必ずしもそうでもないなあというのが、これまでに求人票を見てきた感想です。給与や安定を取れば時間を拘束されるし、やりたくないことも含め幅広い業務を行う責任が求められる。反対に、私がこれまで好んできたフリーの立場では、専門スキルを活かして(基本的には)やりたい仕事だけに関わり自由に時間を使える反面、収入や社会的立場は常に不安定です。何を優先させるかによって、選ぶ仕事は変わってくるし、今は、それを考えながら社会の欲する人材・仕事、そしてそれに対して自分ができることは何か?50歳以降の人生をどう生きたいのか? 子育てがほぼ終了したといえる今、改めて見極めながら過ごしているところです。


アラフィフ、女性、子育て主婦をとりまく労働市場や再就職の環境、企業と世の中の意識。はたして日本は、私が新卒で就職した頃と比べて変わったのでしょうか? ここでは、主婦の再就職のみならず、派遣社員やパート、アルバイトという雇用形態、求職活動を経て感じること、考えることを記していきたいと思います。

娘たちの世代の30年後が、より良い社会になることを祈りつつ。今後、娘が直面するかもしれない課題に、母が何を考えながら対峙して生きていたのかを知り、感じてもらえたらという気持ちです。





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