アラフィフ女史☆幸せライフ&ワーク研究中

50歳で23年ぶりに会社員復帰。未経験で人材会社へ再就職するもコロナ罹患・後遺症で退職…

アラフィフ女史☆幸せライフ&ワーク研究中

50歳で23年ぶりに会社員復帰。未経験で人材会社へ再就職するもコロナ罹患・後遺症で退職。療養期間を経て、某大手企業のHR部門へ転職。キャリアコンサルタント(国家資格所持)として社員のキャリア相談を担当しながら、自身も幸せな働き方&生き方を探求する日々。

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「年齢の壁」。数字と履歴書一枚で何が分かるというのか?

予想はしていたが、それ以上に年齢の壁は分厚かった。紙ペラ一枚の、吹けば飛んでくような履歴書に相反して、目の前に聳えた壁はどっしりと鎮座して49歳主婦の行く手を阻む。 4月に求職活動を開始してから、これまでに派遣会社と人材会社を通じて3社に応募した。いずれも、現段階で第一希望の出版・マスコミ業界、前職と同じ、紙媒体の編集ライター職が希望である。当たり前だが、何でも良い訳ではない。やっと探し出した希望条件にマッチする3つの募集案件だった。ようやく子育て終了し、晴れてバリバリと働

    • 50歳から花開く人、50歳で止まる人【アラフィフ幸せ図書館】

      『50歳から花開く人、50歳で止まる人』 有川真由美・著  著者のメッセージとして、人生後半戦である50歳からは、他人の為ではなく『自分優先』で生きる、のびのびと自分のやりたいことをして『遊ぶように生きる』ことを読者へ提言、そのためのtipsを紹介しています。 ・やりたいこと ・得意なこと ・求められること この3つ条件が揃うことで、『自分の道』が実現できる。できるだけ早いうちに『自分の道』を見つけた方が良い。また、若い人と同じ土俵で勝負せず、スキルや経験などは、足りな

      • キャリアプランは必要ない?一歩踏み出す勇気を持つ。【アラフィフ幸せ図書館】

        『その幸運は偶然ではないんです!』 帯には『キャリアプランはもういらない!」と書かれています。 邦題がスピリチュアル系?テイストになってしまったのが残念だなあ~とは思うのですが(笑)。私の好きな【計画的偶発性理論】(プランドハプンスタンス)に関する書籍から。 アメリカの心理学者・スタンフォード大学教授でキャリアカウンセリング理論の第一人者であるJ.D.クランボルツ氏、その弟子であるA.S.レヴィンによる『Luck Is No Accident』の日本語翻訳(意訳)版です。

        • 50歳からの勉強法【アラフィフ幸せ図書館】

          一つ覚えては3つ忘れ、覚えたつもりが朝にはすっかり忘れ…を繰り返すお年頃な自分に辟易しながら、『何とかもうちょっと効率良く勉強したい!』と思っていたときに、ちょうど目にして、手に取った一冊でした。 和田秀樹先生のようなスーパーマンだから言えることだようなあ、と思う部分が多かったのは事実ですが、記憶や意欲低下のメカニズム、学習の動機付けに関する部分は、なるほどと参考にしたいと素直に思いました。 (途中から実用書というよりも、先生のエッセイだと思って読み終えました。笑) それ

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        マガジン

        • 50歳からの幸せ図書館
          4本
        • 50歳主婦の再就職日記(22年ぶりの会社員復帰編)
          13本

        記事

          プロティアン(変幻自在)な私とキャリア【アラフィフ幸せ図書館の本】

          https://amzn.asia/d/cs44fWx キャリアコンサルタントおよび学習者にはおなじみ、アメリカの心理学者ダグラス・T・ホール氏の提唱した【プロティアン・キャリア】。本書は、ホール先生ではなく、一般社団法人プロティアン・キャリア協会(なるものがあるらしい)代表で法政大学教授の田中研之氏の著書。 70歳まで第一線で働きたいかどうかは、私にはまだ分からないけれど。 元気で世の中の役にたてるうちは、働いていたい。けれど、何が起きてもおかしくない時代に、何かが次々

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          仕事ができるからといって、他人を攻撃・貶めても許されるのか?

          『だけど仕事はできるから』 こんな記事のタイトルが目にとまった。(会員登録していないので、イントロダクション部分までしか読めなかったが)最近、会社でこの手のキャリア相談が続いていたので、思わずリンクをクリックしてしまった。 攻撃的な言動で他人を不快にさせる人。それが同僚ならまだしも、上司だったら、本当に最悪である。 そういう人のことを、そもそも『仕事ができる人』『優秀な人』と呼んでいいのか?という問題。。。たしかに、その通りだ、とあらためて思った。組織において、また、部下

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          50代以降の人生設計。役職定年・定年後再雇用、人生100年時代について考える。

          https://amzn.asia/d/7l5QlkC 週刊東洋経済のタイトルに興味を惹かれて、さっそく購入して読んでみた。 『地獄』だの『失敗しない』だの、煽り感に苦笑しつつも、現在、企業内キャリアコンサルタントとしてアラフィフ社員のコンサルティングもちょこちょこ担当し、日々実践・勉強の身でもある。読んでおいて損はないかと。 注目したのは、再雇用者の賃金格差についての裁判を特集した記事だ。 名古屋自動車学校の元教官が、再雇用後も同じ業務内容・責任であるにも関わらず、基

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          どんな辛い経験も、やがて人生・仕事の糧になる。

          ずいぶんと間が空いてしまったが、また余力のある時にマイペースで書いていきたいと思い、PCに向かっている。 現在、私は某大手企業の社内常駐キャリアコンサルタントとして働いている。(前職は人材会社契約社員だったが、今回は派遣社員という雇用形態で勤務している。)転職理由は、直接的には健康問題がきっかけだったが、専門性を追求したいという希望、給与アップなど、総合的に考えた末のことだ。 しかし、その間、本当に色々とありすぎた。実際に足を踏み入れるまでは実感できなかったが、やっぱり5

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          アラフィフ主婦の再就職

          年明けから、人材会社で契約社員として勤務することになりました。 前回の記事で書いたように、色々あって、転職活動は夏から一時中断していました。健康の問題は、ひとまず急を要するような悪性物質は見つからず、経過観察することになりました。就職活動も、コロナ禍も落ち着いた頃に、年明けにでもまた開始しよう...と気長に構えてフリーの仕事を続けていたのですが、12月に入って、ひょっこりと、一通のメールが届きました。それは、登録だけして放置してあった某人材会社から、契約社員案件の紹介でした

          山あり谷あり、それが人生。

          前回の日記から、すこし間が空いてしまいました。 新しい職場での仕事を開始してちょうど一か月後、健康上の問題が発覚しました。それにより、これから職場で生じるであろう問題を考慮し、手術も含めた治療を検討しつつ、まずは自身の健康を優先することにして、退職することになりました。 新しい仕事は楽しく、職場の人達は良い人が多かっただけに、正直、残念な気持ちでした。一方で、会社の経営層に不信感を感じる出来事がいくつかあったこと、体力的には少ししんどいと感じていたことも事実なので、結果と

          50歳編集者/ライター主婦、未経験業界&職種へ。

          4月中旬から始めた求職活動に、先日、ようやく決着がついた。 10年間続けてきた雑誌編集/ライター職ではない。以前から密かに興味をもっていた未経験の業界の未経験職種――。派遣や紹介会社を介さずに、求人票を見て直接応募した2件のうちの1社だ。「50歳の今を逃したら、きっと二度と機会はない。後悔したくない」ーーそう考えて、思い切って応募した。捨てるような輝かしいキャリアも傷つける経歴も、初めから私には何も無い。ただ小さな勇気さえ出せば、その2つの求人票には「挑戦する資格」だけは、

          50歳編集者/ライター主婦、未経験業界&職種へ。

          人生のギアチェンジ

          「50歳誕生日までに」を目標に、4月中旬からスタートさせた求職活動だった。誕生日を越えた今、急ぐ理由がなくなったので、ゆっくりじっくりと考えて仕事探しを進めるように方向転換して過ごしている。 派遣会社の求人をチェックしつつ、コーディネーターから時々かかってくる紹介の話を聞きつつ。機会を広げるために登録サイトからエントリーは気軽にしても、その次の社内選考と紹介の段階では、よく話を聞いて考えてから慎重に進めるように方向転換した。特に、応募する企業の社員の年齢層や、派遣スタッフに

          みんな一生懸命働いて、生きている。

          派遣会社2社に登録してから、求人案件のチェックはそちらが中心になった。転職マッチングサイトは放置している。しかし、案内メールが定期的に届く設定にしてあり、度々、「あなたに興味のある企業からオファーが届きました!」というメールを着信する。 その中には、自分が設定した希望条件とマッチする職種案件もあれば、まったく見当外れなもの、へえ、面白いねえ~と思わず唸ってしまうようなものまで様々な仕事・企業のメールが含まれている。 何を思ったのか分からないが、なぜか私に「ガードマン」の職

          みんな一生懸命働いて、生きている。

          「ブランク」と「年齢」と。

          フリーランスでの職務経験は、企業の人事採用者からは、実質「ブランク」として捉えられる。そう聞いたことはあったし、それを承知で始めた求職活動ではあった。 先日A社からの紹介で進んでいた仕事の案件が、職場見学(という名の違法面接)から二転三転して、結局白紙になった。 これは、新卒入社で長く働いた企業で担当していた職種で応募した案件である。専門的な知識とスキルを必要とする部分なので、私もかなり細かい部分まで業務内容を確認した。営業担当者と何度か細かなやり取りを重ねたのち、企業へ

          「50歳」になった瞬間、仕事マッチ件数が激減した話

          派遣会社Aがとんちんかんな案件紹介ばかりよこしてくるので、某派遣会社Bに新規に登録した。これで2社目の派遣会社である。誕生日は翌日に迫っているので、ちょっと焦りを感じつつ、急いで登録を済ませた。49歳と50歳ではたったの一分違いでも、その語感、心理的ギャップは巨大だ。 なんとか登録を終えた直後、お仕事紹介メールが届き始めた。自分でもお仕事情報を検索してみると、私のスキル・希望条件とマッチするものは結構ある。同時に、こちらの検索に関係なく、派遣会社からのおすすめがリストに表示

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          「書くことが好き」だから?安くてもいい??ライターの理想と現実、転職のタイミング

          求職活動をスタートして1か月半が経過した。先日、マッチングサイトを利用して応募した正社員案件2社の、書類選考の回答期限が過ぎた。 残念な結果だった。 某月刊誌の編集兼ライター職、ビジネス系業界新聞の記者職――。前者については、私の興味関心とこれまでの業務のマッチング度が高く、媒体自体をとても気に入っていた分、しっかりと落胆した。後者はとりたてて興味ある業界ではなかったが、新聞という媒体の記者職&正社員というのは魅力的だった。実はこの会社、別の求人媒体の募集要項で「35歳ま

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