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【風呂酒日和130-2】 入りづらい店

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


上越泉を出てさっぱり。
さて、それではさっきのお店に行ってみましょうかと来た道を戻る。

え...
ずがががーん!!
さっきのとこ、しまってる〜!

22時までって言ってたのに...。「一応」というのは「22時までだけど、それより遅くまでやってることもあるよ」ではなく「それより早く閉めるかもね」の方だったか...。あちゃー。
やっぱり「じゃあお風呂入ってから来ます!」って言っとけばよかったかも。まぁそれでも閉めちゃったかもしれないけど。

仕方がないので駅の方に戻りながらお店を探すことにする。
あ、あそこに見えるは以前小杉湯の帰りに行ったボカン亭
方向音痴すぎて全然覚えてなかったけど、なんか毎回同じようなところをウロウロしてるんだな私...。


どうしましょうかねぇと思いながら歩いていると、ふと目に入ってきたお店の名前がかなり気になった。その名も「入りづらい店」。すごい名前だ...。
「名もなき店」というのが葛飾区にあったが、杉並区には「入りづらい店」があるとは。
いやでも、今日はよくわかんないけどここがいいかもしれない。というか今日でなければ選ばない気もする。こういうのは直感が大事だ。いってみよう。

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