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ギルティ女史の付箋と伏線


今日も慌ただしいオフィス。
ギルティ女史はいつものように猛スピードで仕事をこなしている。

その頃の私の仕事は、いつものルーティーン業務に加えて、溢れるほど貼られた付箋に書いてある、雑務の依頼をさばいていくというものがあった。


オフィスの端っこに用意された私専用のボード。
その横には付箋が置いてある。
各スタッフが私に頼みたい要件をそれに書いてボードに貼っていくのだ。
これを設置したのは、もちろんギルティ女史である。


「あなた、いつもどこかにいて私が呼びたい時に全然見当たらないんだけど」

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