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【風呂酒日和79-2】 牛串焼き のむら

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


さて駅のほうへ向かう。
銭湯に行く途中でマップを開いて気になった「猫舌食堂」。
名前が可愛らしいが残念ながら居酒屋さんではないっぽい。しかももう営業時間が過ぎていたのか、あたりは暗くて見つけられなかった。
まぁいっか。今日の行きたい店の目当てはもう決まってる。

瑞江駅の方に歩いて向かう途中、駅前の通りにたどり着く手前あたりにぽつんと明かりが灯っているのを発見した。ここだ、のむら。

カラカラと扉を開けると厨房にいた「大将」という感じの見た目のおじさんと目があった。
1人です…と告げたのだが「あっどうぞどうぞ」と言っておしぼり二つ取り出し、奥の席に促される。
ん?きょとんとする私、店主、奥のお客さんたち。

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