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表現の自由と不自由について

「あいちトリエンナーレ」の『表現の不自由展・その後』がネット上で大きな論争となっている。経緯をざっと説明するとこんな感じ。

韓国の彫刻作家が制作した「平和の少女像」など数点の作品が問題視され、視察した河村たかし名古屋市長は「撤去要請」を求めた。

運営には抗議が殺到し、回線がパンク。単なるクレームだけでなく、テロ予告なども寄せられた結果、大村秀章愛知県知事は、「展示を中止する」ことを発表した。中止の理由は、あくまでも「安全面への配慮」としている。

「平和の少女像」だけでなく、他の展示もすべて昨日、8月3日をもって終了となった。

この問題について、一応「モノづくり」をしている端くれとして、思うところを書いてみようと思う。

アートとは「目に心地いい」とは限らない

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表現の自由と不自由について

陽菜ひよ子 / イラストレーター&漫画家&文筆家

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著書『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所)。イラストのお仕事は、NHK・Eテレ『すイエんサー』、書籍『おいし なつかし なごやのおはなし』(戸田恵子著、ぴあ)など多数。現在2冊目の本の執筆中。ひよことプリンとネコが好き。 http://www.hiyoko.tv/

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世界の諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」に立ち向かう
世界の諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」に立ち向かう
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コメント (6)
引きこもりニートさま コメントありがとうございます。美輪さまが歌ってらっしゃったんですね。知りませんでした。教えて下さり、ありがとうございます。他にも、戦時中の映画やドラマなどでは見た記憶があります。確かに多くの日本人慰安婦はいたと思います。
引きこもりニートさま 補償はされていないんですね。不勉強で恥ずかしいです。自国での慰安婦については、日本以外にも行っていた国はありましたよね。レイプを防ぐために必要だったという意見もあり、判断は難しいです。しかし、女性に優劣をつけて、勝手に下層と定めた女性の尊厳を踏みにじるのはひどい話です。また、この記事を読むと、慰安所を作っても、レイプ被害を防ぐことはできなかったんですね。

だとすれば、日本人が慰安婦をテーマに作品を作らないのはなぜか。国によって「終わったことにされているから」ということなのでしょうか。今回の「平和の少女像」は、日本による慰安婦問題だけでなく、広く世界中で戦争で踏みにじられる女性の尊厳について考えるという意図があったとも言われます。これをきっかけに、私も含め、もっと世界中の人がこの問題を考えてみてほしいと思います。
引きこもりニートさま なるほど、勉強になります。このことを風化させためにも、やはり問題提起することは大事だなと感じました。
引きこもりニートさま 確かに。おっしゃる通りです。箱で行うのが難しいなら、せめてネットで声を上げられたら、と思います。しかし、京アニの件で、声を上げにくくなってしまったことも、重ね重ね残念です。
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