態度がコロコロ変わる人との接し方 ヨガ的対処法
ついさっきまでは楽しそうに話をしていたと思ったら、急に怒りだしてとげとげしい態度に。さっきまでとはうってかわって、まるで別人のよう…、態度が急変する人って、あなたのまわりにはいませんか?そのような人とどう接していくか、振り回されないようにするにはどうすればいいか、ヨガ的対処法について話していきたいと思います。
モーハン:態度がよく変わる人が身近にいると、何か気に障ること言ったかな、怒らせるようなことしたかな・・・と、とにかく原因が自分にあるのではないかと思い、どこかびくびくしてしまうという経験は過去ありましたね。常に顔色を伺い、ずっと気を遣う日々です。。
ヒマギリ:気分屋さんね。繊細な人ほど、態度や空気感の変化に敏感だから、気づきやすいし、気を使ってしまうんだよね。
モーハン:そうですよね。神経質な人ほど、自分のせいかな?と色々と考えてしまうんだろうなと思います。健康によくないです。。
ヒマギリ:気分屋の人って、自分に正直な人なんだよね。
モーハン:確かに。思っていることや気分をそのまま表現しているっていう部分では、感情表現が苦手なわたしからすると、少しうらやましいなと思ってしまうこともありますね。気分屋になりたいというわけではないですが…
ヒマギリ:でも正直って肯定的に受け取りやすいけど、ポイントは誠実であるかどうか。
モーハン:なるほど。正直と誠実、大きく違うところですね。
ヒマギリ:例えば、毎日会社に出社するという時、正直な人は、面倒くさいとただただわがままを言う。誠実な人は、面倒くさくてもちゃんと毎日会社に行く。正直な人、気分屋さんって、その日によってコロコロ態度が変わりやすい。人って承認欲求があるから、どうしても主導権を握りたくなる。気分屋さんは正直である分、余計たちが悪くて、まわりの人がその主導権に振り回されてしまうんだよね。一方誠実な人って、信頼している人から何を言われても受け入れるし、気分に流されることもない。
モーハン:危うく、何でも自分に正直にすべてをさらけ出すぞ!と誠実さを置き去りにするところでした、、、誠実でありたいと強く願いますが、脱・気分屋になるには、どう行動していくとよいのでしょうか?
ヒマギリ:知性を高めることがいい。正直で気分屋であることで、まわりの人たちが大変だと分かること、そのままでは誰かが傷つくことを知る必要がある。きついけど、一度痛い目を見ないとなかなか簡単には治らないかな。あとは、美意識を高めることもいい。気分屋はダサい、恥ずかしいことだって植え付けてあげるのもいいかな。みんなが気分を出さないのは、それが恥ずかしいことだと気づいているから。気分屋さんは、そこが希薄。
モーハン:アドバイスしていくにも、しっかりその人と関係性をつくったうえで伝えていかないとですね。知性と美意識、こちら側も高めていかねば!
ヒマギリ:そうだね。その人自身を変えようとするのは難しいこと。まずは自分が知性、冷静さを手に入れること。気分屋に影響されるということこそ、自分に気分屋の資質があるということに気づくこと。まずは自分から強さと冷静さを持つことが大事。
モーハン:気分屋に影響される=気分屋の資質がある、、これはその通りだと思います。人を変えることは難しいけれど、自分が変わることはできる、ここを実践していくに尽きますね。ヨガの練習の中で、強さや冷静さを培うことはできるのでしょうか?
ヒマギリ:まずはヨガのポーズで自分を知ることからはじめていけるといいかな。この世界で何が大事なのか、しっかり学んでいくこと。自分の感情もしっかりヨガで取り扱えるようになること。
モーハン:内観する力が大切ですね。
ヒマギリ:そう、五感を制御して、まわりの人から何を言われても惑わされないように自分の軸を持てるようになっていけるといい。自分がまず影響を受けることなく、目的からぶれない自分になることを目指していきたいね。
モーハン:ヨガの練習の意識がまた深まります。自分軸をしっかり持ち、自らが誠実であることを目指します。自分が誠実であることで、まわりの人にも伝わっていくのですね!知性と美意識、高めていけるように練習していきます!
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