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それは、本を満開にしてくれる花びらのように。

神無月という名前が好き。
なんだか数字の0みたいです。

そして少しだけ、心の中の二次元をくすぐります。

外は、まるで神さまがいなくなったかのように
冷たい空気が流れはじめて、木々は葉を落としていく秋。

赤や黄色、茶色とひとつひとつの葉の色が
人の心のような、感情をあらわしているかのようです。

葉っぱの色のように
感情を重ねられることができる「本の世界」

秋は読書の季節です。

部屋の中はほんのりとあたたかくて
ゆったりとした時間が流れています。

本を読むにはちょうど良い温度です。

読書をするときは、本だけのときもあるけれど

本とノートと、ペン、飲み物
そして付箋ふせんのセットのときもあります。

厚い本を読むときだったり、最初の方を読んで
登場人物が3人以上でてきたら
セットの出番です。

なかでも付箋ふせんは、本を読むときの相棒のような存在です。

ネットでも100円ショップでも
いろんなデザインの付箋ふせんが売られています。

気になったフレーズや
心に響いた言葉を見逃さないように
付箋ふせんを貼っていきます。

気になった言葉を
ペンでメモしながら読んでいくと
そのたびに読む手が止まってしまうけれど
付箋ふせんだと、読む手を止めることがありません。

noterさんの記事を
マガジン「大切なページ」に
登録させていただいているのですが

きっと、本に付箋ふせんを貼ることの影響を受けています。

のりが残っちゃうかもなので
図書館で借りた本や、画集、新品の本など
付箋ふせんを貼らないで読む本もあります。

ページをめくる音
紙のさらさらとした感触

付箋ふせんをめくってはがす音と感触。

そして指先ではがされた付箋ふせん
ページへと張り付けられていく。

本のなかに、そして物語の中に
深く没頭することができる時間は
とても贅沢で特別な時間です。

ページをめくるごとに、付箋ふせんを貼るごとに
私の心は、本の世界に引き込まれていく。

本に付箋ふせんを貼ることは
記事にスキをするように。

「この表現、いいな」

いいなって時、手元の付箋ふせんに手を伸ばし
気になったページの端に優しく貼り付けます。

ときには付箋ふせんのカラーを変えて気分転換です。

色とりどりの付箋ふせんがページを鮮やかに
感動や想いを記録してくれます。

「あ、これも」

またもや付箋ふせんをとり、ページにそっと貼り付けます。

1つ1つの言葉やフレーズに付箋ふせんを貼ることで
自分の中に、物語の景色が浮かび上がってきます。

「このフレーズ、どうやったら思いつくんだろう」

時間が経つのを忘れるほど
夢中になって読んでいると

突然、心に突き刺さるような一節が目に入ります。

「これは…!」

言葉の重みや意味、そして震えるような感動。
本と、そして作者との対話しているような感覚。
全てを大切に残しておきたい。

そんな想いで、新しい付箋ふせんを貼ります。

本を読み終えるころには
多くの付箋ふせんがページに散りばめられていました。

それはまるで、本を満開にしてくれる花びらのようにも見えました。

外の木々の葉は落ちてしまっても
本の花は、いつでも咲き誇っています。

noteの世界でも付箋ふせんを貼っている方をお見掛けしました。

ちゃりれれさんです。

ちゃりれれさんの記事では、
精神科医 樺沢紫苑さんの【言語化の魔力】と
本に貼られた、付箋の写真が紹介されています。

私がnoteをはじめたきっかけが樺沢紫苑さんの
「アウトプット大全」なのですごく共感しました。

付箋ふせんだらけになっちゃいますよね😆😆😆

[おまけ]
私が好きな樺沢紫苑さんの一文がこちらです。

あなたには「親友」と呼べる友達はいるでしょうか。
親友の定義は難しいですが、
「本当に困ったときに相談できる友人」が親友です。

あなたが余命3カ月を宣告されたときに、
すぐに電話して知らせたい人がいるとしたら、
それが親友でしょう。

とはいえば、私の場合はそういう親友がいるかというと、
たぶんいません。
学生時代は、仲のよい友人もいましたが、50歳を超えてくると、
彼らとのつながりは希薄になってきて、
数年に一度会うか会わないかになってきました。

じゃあ、私の人生は不幸なのかというと、
個人的には毎日楽しく暮らしていて、
非常に幸せな人生を送っていると思います。

樺沢紫苑さん ストレスフリー大全より

過去に親友と離れてしまったのですが
樺沢紫苑さんの文章が支えになりました。

ポジティブな言葉だけじゃなくて、
ちょっとネガティブなような、でも本音のような言葉が
たまーに登場するのが好きです。

もう一人いらっしゃいます。須山ゆずさんです。

ゆずさんは「付箋ノートでアウトプット」

本に貼る付箋ふせんよりも、大き目のサイズの付箋を
ノートに貼って、付箋ふせんノートとして活用しています。

付箋は、はがすことができるので、
並べ替えたり、削除したり、分類したり
マトリクス表にして対比したり、いろいろ活用できますよね。

付箋ふせんの他にも、学習したことをどう活用してTODOに
落とし込もうかと、とても学ぶことが多い記事です。

ずっとずっと、下書きに眠ったままだった
「閉じないノート、小さな画用紙、ポストイットを楽しむ」という記事。

付箋ふせんについて書きかけの記事なのですが
お二人のnoterの記事のおかげで
下書きから記事にすることができました。
ありがとうございます。

読み終わったあとに
付箋ふせんがいっぱいついていたら良い本。

でも、付箋ふせんの存在さえも
忘れてしまって夢中になる本もあります。

本も、付箋ふせんも、まだまだ奥が深いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの日々に、心のお花が咲きますように。

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