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心の言葉

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釈迦

釈迦

瀬戸内寂聴先生の「釈迦」を読んだ。
釈尊が亡くなる数ヶ月前から亡くなるまでの間を弟子のアーナンダの視点、言葉で綴られていく。
その中でもアーナンダの抱えていた「渇愛」
僕の中にもリンクした。
どうしようもない欲望。
その欲望をまざまざと見せつけられ、目の前に突きつけられる。
今は、ただただそれを眺めるのみである。
なんとか欲望に飲み込まれないところで踏みとどまっていることしかできない。
いっそ、身

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カリカリ

カリカリ

カリカリ

クルクル

グルグル

ゴリゴリ

ボリボリ

ポリポリ

コロコロ

グリグリ

クリクリ

コリコリ

カリカリ

風が吹いていたのさ

ただ、風が吹いていたのさ
あの日もそうさ
きみが歩いていたプラットフォーム
人の流れの中にいた時も
僕が公園でサンドイッチを食べてた時も
ただ、風が吹いていたのさ

今日も風が吹いていたのさ
誰もいない街の中を
きみがお気に入りのカフェも誰もいない
でも、風は、ただ吹いていたのさ
僕の心の中も風が吹いていたのさ
きみに会えないこの時間も
街の中できみを見つけたあの時も
ただ風は吹いていたのさ

まぁるく まぁるく

まぶたを閉じていても 景色はは変わらない
星々が瞬く 太陽が囁く 緑がそよぐ

世界はまぁるい光 まぁるく まぁるく
身体から発する光もまぁるく まぁるく
地球の子どもたち 

身体がうごいても うごかなくても
景色が見えても 見えなくても
触らなくても聞こえるよ
見えなくても感じられるよ
光の波動を

光の波動でいるとまぁるい気持ち
他の世界もまぁるく まぁるく
みんなまぁるい

あついつめたい

つめたい あつい
あなたの冷たい手 あつい吐息
心の中は あつい?つめたい?

あなたのつめたい手がぼくの胸におかれると
ぼくの胸はあつく燃える

あなたのつめたい手を包み込んで
あたためたい

でも、その手はするりと逃げていく
ぼくの手は空をさまよう

ぼくの手も冷たくなっていく
心もつめたくなっていく

あなたはあつい?つめたい?

つながる

電気でプルプル
あなたも僕もプルプル
誰もがプルプル

でも、心の中は?
追い求めてるあの時の景色
今もその中にいる
その中の欠けた何かを探してる

プルプルプルプル
どこにつながってる?
君にあなたに誰に宇宙に地球に
海に空気に

プルプルプルプル
振動してる心臓が、こころが、あなたが

でも、本当につながりたいのは誰?