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小説『君と明日の約束を』

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『君と明日の約束を』 連載小説 第六十五話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第六十五話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いている京都の大学生。
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毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
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 二人とも布団に入ったのを確認すると慎一がリモコンを操作して、明かりを消した。遮光性の高いカーテンのおかげで部屋の中は真っ暗になる。

「慎一、起きてる?」
「ああ」

 自分から話しかけたのに、言

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『君と明日の約束を』 連載小説 第六十四話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第六十四話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
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「ひゃっ」

 中から小さな悲鳴が聞こえた。驚き、見ると、声を出したのは振り返った日織だった。

 怯えた顔で僕を見る彼女が、少し華奢に見えたのは気のせいではないだろう。
 彼女は僕を見ながら焦った

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『君と明日の約束を』 連載小説 第六十三話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第六十三話 檜垣涼

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 梅雨の名残か、鬱屈とした厚い雲に覆われた天気の中、僕は学校へ向かう電車に乗っていた。時間はいつでもいいけど十時ごろと言われていたのでその時間に合わせていつもより遅めの電車に乗っていた。
 他の学校

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十三話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十三話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
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最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
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 曇った空によって鏡のようになったガラス面に映る自

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