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「幸せ」を探してる、あなたへ…

こんにちは、ひでたろうです。

今回は、
「幸せ」を探してる、あなたへ…
というお話。

18歳のとき、
知人から1冊の「本」をもらいました。

本の内容は、「自己啓発」。

それが、
私には、めちゃくちゃ面白かった。

書かれている内容すべて、納得してしまう
そんな本でした。

そのときの経験は、
私に大きな影響を与えます。

当時、学校の教科書すら
ほとんど読んだことがなかった私が、
どんなときでも「本」を持ち歩くようになりました。

あのときから今日まで、
何十年という期間
たくさんの「本」を読んできましたが、
なぜ「本」を読んできたのか?

シンプルに
・楽しいから
・面白いから
・感動するから
そんな理由が中心ですが…。

結局、
「幸せ」を探していたのかもしれません。

【1】将来に希望がなかった、18歳

まったく勉強もせず、
ダラダラ過ごした高校3年間。

もちろん、大学受験も失敗します。

なんとなく、大学には行く予定。
でも、勉強はたいしてしない。

将来への夢や希望、特にない。

なんとなく、良い会社に入って
豊かな生活ができれば、いいな…。

そんな程度のことしか考えていない私へ、
1冊の「本」が届けられました。

【「自助論」:サミュエル スマイルズ (著)】

内容は、自己啓発や人生論の分野。

・自分の努力で道はひらける!
・ガタガタ言わず、いいから努力しろ!
そんな内容だった記憶があります。

夢や希望も、持たない。
努力もしない18歳には、随分と痛い内容でした。

ただ、
読んでいて、とても「面白かった」。

この「本」をキッカケに、
その後、たくさんの「本」を読んでいくことになります。

【2】「幸せ」なのに、「幸せ」ではない大人へ

だらだらと、
浪人生という生活をしていましたが、
あるとき、
やってみたい「スポーツ」が見つかり、
大学へ進学。

4年間、
まったく勉強をすることなく、
その「スポーツ」をやるためだけに大学へ通っていました。

相変わらず
将来へ夢や希望を持つこともなく、
大学生活が終了。

卒業後、どうするか?
何も決まっていません。

部活の先輩やコーチなどの影響から、
「公務員」になることを決めます。

半年ぐらい公務員試験の勉強をして、
「公務員」になりました。

5年ぐらい勤務してから、
仕事も続けられそうだということで、
結婚することになります。

その後、
嬉しいことに、
すぐ子どもにも恵まれました。

住宅ローンを組んで
家を購入します。

もちろん、
家族で移動できるファミリーカーもあります。

年に数回は、
旅行に行きます。

外食も、よくします。

家族みんな、健康です。

生活していくことに
「不安」というものはありません。

そんな環境が10年以上
続いていました。

仕事が忙しいときなど
「本」から離れている時期もありますが、
それでも、
「本」を読むことは続きます。

読む「本」は、だいたい、
・自己啓発
・成功哲学
・スピリチュアル
・人生論
・死生観
などです。

「生活する」ことに対し
「不安」や「不満」はないはずですが…、
なぜか、ずっと
「幸せ」というものを探していました。

【3】「ある」ものを探していた

「本」を読むことで
何十年ものあいだ
「幸せ」を探してきました。

・仕事もある
・家族もいる
・健康である
それでも、
・何かしないと
・いまとは違うこと
・新しい何かを

そのときの「自分」ではない、
違う行動をとることで「幸せ」が手に入る
そう思っていました。

ただ、あるとき、
この思考自体「スタートから勘違いしていた」
ということに気がつきます。

もともと「ある」ものを
自分で「ない」と決めつけて
勝手に探しているのですから、
見つかるわけがありません。

・何百冊という「本」を読んだから
・何十年という期間、調べてきたから
こういう物に価値を感じるのは
自分の勝手な価値観です。

自分自身の「今」を見ることをせず、
「幸せ」とは、
・真理を追求した結果にあるもの
・ごく一部の人だけが手に入れられるもの
・一般的に知られていない秘密
・最新の方法を身につけるべき
・著名人の発信に価値がある
そんな「思い込み」を持ち続けていました。

まるで、
メガネをかけながら、
メガネを探している。
そんな状態です。

【4】今、不幸なら、ずっと不幸です

スピリチュアル関連の「本」を読むと、
よく書かれているものがあります。

それは、
「今」しか存在しない。
という内容。

スピリチュアル関連の「本」は
面白い内容がたくさんあります。

他にも、
・時間は逆に流れている
・あなたは私で、私はあなた。
・すべては1つ
・過去も未来も「今」にある
・現実は、あなたの内側を投影している
などなど。

最初は、まったく意味がわからなかった。
今でも、
わかってないかもしれませんが…。

ただ、
自分の意識が何を見ているのか?

この部分が、
人生に大きな影響を及ぼすことは、
実感できてきました。

意識の影響を説明するのに
昔の私が完璧な状態ですね。

「幸せ」を探していました。

探すということは、
「ない」という認識です。

「ない」という認識は、
意識が「ない」部分へ向いているか。

繰り返し、意識を「ない」部分へ向けていると
それは習慣になります。

習慣は、
人生の基礎になっていきます。

その結果、
「ある」ものがたくさんあっても、
意識は自動的に「ない」へ向き続けます。

【5】まとめ

人間の感情は、
「喜怒哀楽」で現されます。

喜怒(ポジティブ)と哀楽(ネガティブ)
ザックリと2つに分類すると、
人間は、
違う種類を同時に味わうことはできないようです。

喜びながら悲しんだり
怒りながら笑ったり

「意識」も同じ性質なのではないかと
私は考えています。

「幸せ」や「不幸せ」
それぞれが「感情」として体験できるものだから、
同時に味わうことはできないようです。

だとすれば、
・「幸せ」か?
・「不幸せ」か?
それは、
自分の「意識」がどこへ向いているのか?
の違いだけ。

もしかしたら、
いま「自分の願望」と「現状」が
まったく違うかもしれません。

違う部分の「不足」(「ない」もの)へ意識をフォーカスすれば、
「不足」はどんどん拡大していくでしょう。

「自分の願望」と「現状」に差がある。

ただ、その差を埋めるために「〜に取り組む」という
「ある」に意識をフォーカスすれば、
「ある」が拡大していきます。

ーーー

「幸せ」を探してる、あなたへ…

これは、
数年前の自分です。

「幸せ」は
探すものではなく、
今ここに「ある」と意識するもの
です。

気がつくだけで
「幸せ」は溢れ出てくることが
やっと理解できました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

感謝

ひでたろう


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