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【ラノベ】a ラストティア

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#物語

【ラノベ】a ラストティア ~荒野の楽園編~ 第一章	満ちた世界と天変地異

【ラノベ】a ラストティア ~荒野の楽園編~ 第一章 満ちた世界と天変地異

ほんのり柔らかい暖かさを含んだ冷たい風が、薄く白い服がめくれ出たおなかに触れる。
―また同じ夢の続きを見ていた。
 自分が物語の主人公で、その物語は剣や魔法が使える世界で、たくさんの冒険者達がダンジョンや洞窟に踏み入れお宝探しをしながら生活をしている中で、魔王軍と戦う戦士なんかもいて・・・。その中でも自分が伝説の勇者として仲間と共に魔王を討ち滅ぼす。
 でもその物語はいっこうに完結する気配も見せず

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『aラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 06七色に輝く鏡の盾

『aラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 06七色に輝く鏡の盾

第二章セピア世界 06七色に輝く鏡の盾  

 火炎竜が通った跡は黒く燃え焦げている。
 優理はその焼け焦げた跡と一掃されて倒れている骸骨等をみて背筋が固まった。
「あんなの、僕も食らったらひとたまりも・・・・・・」
「ふぅ、危うく巻き込むところだった」
 汗をぬぐいながらカレンがつぶやと「それはアウトだろ!」と突っ込む。
しかしそれには構うことなく力強く近づいてきて
「なんで合図を待たずに戻って

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『aラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 05イレイザ=ナイトメーア

『aラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 05イレイザ=ナイトメーア

第二章セピア世界 05イレイザ=ナイトメーア

一方、優理達にボコられ、一時撤退をした骸骨兵士のギロとチン等は上空にいた。
「本当にこんな辺鄙なところに凄腕の剣士がいて、カッターがやられたというのか?」
 図太く低い声をうならせながら彼らのボスであるイレイザ・ナイトメーアは二人に聞く。
「本当です、イレイザ様。うちらギロ・チン・カッター3兄弟のカッターは、その女剣士の使う炎の剣で灰に・・・・・・」

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『a ラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 04精霊イリィ

『a ラストティア』~荒野の楽園編~ 第二章 04精霊イリィ

第二章セピア世界 04精霊イリィ

 特訓を開始してから3時間くらいがたった。
 太陽が真上にあった時から始めたので、今はちょうど3時くらいだろう。
 もちろんのことながら、太陽のあのまぶしい光を眼で直接見ると、その後数秒の間変な感じになるなんてことはなく、何時間見つめても平気なくらいセピア色をしている。
「よく3時間ぶっ続けでやれるなぁ」
 特訓を休むこと無くやる優理を見ながら、他人事のようにつ

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