一日一回はキメないと…… 21.8.31
いつものように誰からも訊かれていないのに勝手に話を進めていくが、僕が徹子(敬称略)のファンであることはまだ言っていなかったかもしれない。
僕が彼女の存在を知ったのは、伝説の歌番組『ザ・ベストテン』辺りである。
もちろん、その遙か前のテレビ草創期から彼女は活躍したらしいが、さすがに当時は生まれていなかった。
ベストテン当時は「早口のおしゃべりで派手な格好をするタマネギおばさん」のイメージが強かったが、同時期に『徹子の部屋』も視聴している。
とは言え、『部屋』は昼間の放送であり、当時家庭用ビデオが無かったため、学校が休みの時期を除いてはなかなかリアルタイムで見ることが難しく、たまたま見られた時に「録音」したカセットテープの音源が今も残っている。
聴き直すと、昭和50年代当時でも、徹子はゲストにいきなり「歌ってくださる?」と無茶振りをしていた。
この、「実際に知り合いだと困るけど、テレビで見ている分には笑える天然(と一言では言い表せないが)振り」に徐々に魅入られていく。
さらには、『窓ぎわのトットちゃん』に代表されるベストセラー作家でもあり、主だった著作には目を通している。小学生で退学になってしまったという生い立ちが凄すぎて、一気読み。
かくして、いつの間にか、一日に一回は「徹子」成分を補給しないと、おかしくなってしまうほどの体になってしまった。
僕は、芸人の滑稽な仕草ではめったに笑わないのだが、『部屋』における徹子の天衣無縫振りに笑ってしまうことがよくある。この時期において、笑いを提供してくれることは本当に感謝をしている。
ただ、何せ徹子もご高齢である。
先日の放送では、ついにご自身の年齢を88歳とカミングアウトしていた。
放送を見る限り、頭の回転は相変わらず機敏で何も問題が無いが、体力面はファンとして陰ながら心配している。
一方で、テレビに出られる回数を減らしていかれるのも寂しくはある。
一日でもお元気でテレビに出続けていただきたいが
念のため
念のために、今後も『部屋』の録画は続けていく。
あくまでも念のため。
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、飛田流の健全な育成のために有効に使わせていただきます。(一例 ごはん・おかず・おやつ・飲み物……)