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意識のレベル・ニューロロジカルレベル①

こんにちわ。 心理カウンセラーのじゅんさんです。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます(^-^)
 
今日はですね(2020/5/23)、夕飯にツナ缶を開けていた時にハッと気付いたんですよ。

私、最近何気なくスーパーで、普段買わないツナ缶買ってきたんですよね。

「なんでツナ缶買ったんだろう?」と思っていたんです。

ツナ缶を開けた瞬間に、昔家にいた猫にあげていた猫缶を開けていた瞬間の記憶が甦ったんですね。

スーパーで無意識にツナ缶を手に取った時から自分はすでに、昔飼っていた猫に逢いたかったんだっていう想いに気付いたんですよね。

このように私達の無意識は常に働くので、私が例えば猫に逢いたいと思ったら、行動とか考え方に現れてきて、無意識もそこへと働いてくことがあります。

私はその記憶を甦らせるように無意識があえて働いていて、スーパーでツナ缶に手を伸ばしたと考えることもできます。


脳はツナ缶=猫缶と判断しているので、「ツナ缶を開ければ猫に逢えるよ」と無意識に訴えてきたとも考えることができます。

最近よく昔飼ってた猫のことを思い出していたりしていたんですけど、この点と点がツナ缶で繋がったような感じでした。

私は深層心理で愛猫に逢いたかったんですね。

そんなことを今日は感じていました。

無意識は夢に現れてくると、心理学者のフロイトやユングも研究していました。夢でばったりと愛猫と逢えたなら良いなと思っています(^^)


今回のテーマですが今回は【意識のレベル・ニューロロジカルレベル】についてお話ししていきたいと思います。

1.NLP

NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。

元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。

彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。

これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。

NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。

N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています

NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。

これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています

NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。


2.意識のレベル・ニューロロジカルレベル


普段私たちが何気なく使っている言葉は、相手の表面的な意識に届く言葉と、深い部分に届く言葉があります。

しかし私たちの多くはそれに気づくことなく区別することなく使っています。

ここでその意識のレベルを五つに分けたニューロロジカルレベルをお話ししていきますね。

環境・行動・能力・価値観・自己認知(アイデンティティー) 

この五つに分けた意識のレベルの事を言います。


私達はコミュニケーションにおいて、ある物事について話すとき、さまざまなレベルで反応していると言われています。

例えば、環境を認識する時に使う神経と、行動をする時に使っている神経は同じではないということは、よく考えると理解できますよね。

環境、つまり私たちの外側の世界を認識するためには五感を使う必要があるんですよね。

それに対して、何らかの行動をとる時には私達のこの身体を動かしていますよね。

そして、環境→行動→能力→価値観→自己認知(アイデンティティ)とレベルが上がれば、私たち人間はより深く重要な部分に影響を受けると言われています。


五つの意識レベルについてお話ししていきたいと思います。 

3.五つの意識レベル

【環境レベル】… 例えば「あなたの環境は素晴らしいね。」 と言われたとします。 これを聞いたあなたは、 自分のことが評価されているのではなくて、自分以外の外側のものが評価されていると直感的に感じたと思います。 これが環境レベルですね。

【行動レベル 】…「あの時とったあなたの行動、振る舞いはとても素晴らしいね。」と言われたとします。 これはおそらく先ほどの環境レベルとは違って、自分自身が評価されていると感じたと思います。
これは多くの方にとっては、重要ではないどちらかといえば、表面的な部分が評価されたと感じる方が多いと思います。 これが行動レベルです。

【能力レベル】…「あなたは○○の分野で素晴らしい素質があるねと言われたとします。」と言われたとします。 ここであなたの得意分野を思い浮かべながら想像してみてください。多くの人にとっては、今度は行動レベルよりももっと大切な部分が評価されたと感じたのではないでしょうか。
能力は行動を生み出すので、更に上位な概念と言えるんですね。 これが能力レベルです。

【価値観レベル】…「 あなたが信じている価値観はとても素晴らしいね。」と言われたとしましょう。 実際にあなた自身の価値観が評価されたと思ってみてください。 おそらく生き方そのものが承認されたと思えるしとても大切なものが評価されたと直感的に感じるのではないでしょうか。 これが価値観レベルです。

【自己認識・アイデンティティーレベル】…アイデンティティーは「あなたの存在そのもの」というイメージだと思ってみてください。
例えば「あなたは~」「私は~」「あの人は~」という形で表現されたりしてますね。
「 あなたは素晴らしい。」と言われたとします。このレベルの評価は、それ以外のレベルの評価と根本的に違うと言われています。
今までの環境・行動・能力・価値観の四つのレベルは、全体ではなくて部分に対するものなんですね。
しかし【あなたは】と評価される時は、全てが素晴らしいとされるからですね 。


これが自己認識(アイデンティティー)レベルです。

これらが、 五つの意識のレベルとなります。

このように意識にはレベルがあってそれぞれの段階に伝える言葉があるという捉え方を、ニューロロジカルレベルといます。


【ニューロロジカルレベル】

①自己認識(アイデンティティー)
②信念・価値観
③能力
④行動
⑤環境

これからこの五つの意識レベルを【小説を書く】 という事例で紹介します。 

4.事例

まずは環境レベル。 小説を書く際に必要な環境は、 小説を書くために必要な紙やペンがある部屋。またはパソコンがある部屋。 そんな環境があるということになるでしょう。これが環境レベルです。

行動レベルは何かと言うと、字を書く(行動)という行為ということになります。

能力レベルでは、 【小説を書く】ということになります。 【小説として完成されたものを書く】ということになります。

ここで行動と能力の違いが明確になってきていますよね。 例えば字を書くという行動は他の誰でも出来るような事に入るんですよね。

しかし、小説として完成されたものを書く。 となると特別な知識を必要としたりとか、そう言ったことを学んできた人でしかできないものということになるんですよね。

この小説として完成されたものを書くとなると、 単なる動き、行動とは違うということになるんですね。

この理論では、能力レベルは行動レベルより高度だと考えることができます。

そして価値観という部分では、小説は人を豊かにするなどの価値観ですね。
小説を読んだ読者は、豊かな気付きを得て、影響を与えていきます。

このように肯定的な価値観は人に動機、またはやる気などを与えたりします。

この事例での自己認識(アイデンティティー)は、【私は小説家である】という表現で示されると思います。 アイデンティティーはその人の在り方なので、「私は~」「あなたは~」などの言葉で表現されます。

そして【私は小説家である】という自己認識・アイデンティティーを持った人は、【小説は人を豊かにする】という価値観。 

小説を書けるという能力。 字を書くという行為・行動。
そして小説をかける環境。 紙とかペンとかパソコンがある部屋。

これら全てのレベルと関係していて、含んでいるということが分かってくるんですね。

5.まとめ

このように、自己認識・アイデンティティーレベルはすべてのレベルが含まれるということが考えることができます。

この自己認識の部分。 「私はこういう人だったんだ」とか、「私にはこんな役割があったんだ」とか、「私にはこんな使命があったのか」とか。

そんな自己認識が出来てくると、その下の価値観にも影響を与えていきます。「こんな価値観も出来るんだ」という風に変わってきます。

そうすると、その価値観が変われば、今度はその下の能力の部分も変わってくるんですよね 。
「こんなことも私はできるんだ」と認識できるようになってくるんですね。

そしてその下の行動ですよね。能力が変わってくると今度は「こういう風に行動ができるようになるんだ」という風に変わってきます。

そして最後にその人を取り巻く環境が変わってくるということになるんです。

このように自己認識(アイデンティティー)する部分というのはとても大切。
と言っているのが、ニューロロジカルレベルということになります 。

今回は【意識のレベル・ニューロロジカルレベル】についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

それではまたお逢いしましょう 。

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