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「芸術療法とは?」◆HSPさんにもおススメです◎表現することの癒しについてくわしく紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「芸術療法」◆芸術療法とは?表現することの癒しについてくわしく解説◆についてお話していきますね。

あなたは「芸術」と聴くとどのようなイメージを浮かべますか?

「美術館などで展示される絵画や彫刻のことかな」

「自分の世界観を何かで表現することかな」

「絵画教室とか陶芸教室で行うことは芸術活動に入るかな」

など、イメージをされた方も多いのではないでしょうか?

今回は心理学で扱う芸術療法についてくわしく知っていけるようなお話をしていきたいと思います。

1.「芸術と遊びの関係」とは?

◆ウィニコットの言葉◆
「遊ぶこと、それ自体が治療である」

芸術と遊びはどのような関係をもっているのでしょうか。

子供の治療で知られる精神分析家のウィニコット ・D・W は「遊ぶことそれ自体が治療である」という言葉を残しています。

私達はお絵かきとかお遊戯とか歌を歌うなどは、子供の頃からなじみのあるものですよね。

ただ、大人になるにつれて「上手にできない」「自分には合わない」など苦手意識という言葉とともにこれらの事は忘れ去られていたりします。

ただ、遊びもまた「芸術表現の一つ」であってある種の治療的役割を持つと考えることができます。

2.「芸術療法」とは?

◆芸術療法◆
「絵画やアートの世界に触れるということによって言葉にできない心の奥深い世界を表現していくこと」
◆芸術療法の効果◆
①創造のプロセスや作品の鑑賞による自己治癒効果
②カタルシス効果
③無意識の投影

「芸術療法」とは端的に言い表すと「絵画やアートの世界に触れるということによって言葉にできない心の奥深い世界を表現していくこと」といえます。

芸術療法とは「arts therapy」と英語で表記されます。その領域は陶芸から始、粘土造形、コラージュ、箱庭療法、音楽療法、詩、俳句、連句療法、心理劇、演劇などそういったさまざまな表現活動を通して行う心理療法の総称が「芸術療法」という言葉で表現しています。

そもそも人が心の内側にあるものを何らかの形で表現したいという「自己表現の欲求」を持つということは、欲求階層説を唱えたアメリカの心理学者のアブラハム・マズローによっても説明されてきました。

芸術療法はそういった人間の欲求にも関係するもので、表現を媒介に創造するプロセス、完成作品を自ら味わうことが自己治癒につながるとされています。

また歌を歌うことでモヤモヤした気持ちが発散されたり、踊ったりすることで気持ちがスッキリすると言ったことは誰でも体験してきたことでもあるのではないでしょうか?

これは心理学では「カタルシス効果」と呼ばれる効果で説明され、深い癒しが期待できるんですね。

「カタルシス効果」とは不安や緊張の原因となる感情や衝動を言語化したりやなんらかの行為を通じて、抑圧した部分を解放し症状が改善されることです。

同時に作品にその人自身の無意識というものが投影される点も治療技法としてとても有効だと考えることができます。

芸術療法はそのような特徴から、言語以前の言葉になる前の思いや感情の表現を望んでいる人、またはその言語化が困難な子供などに用いられることが多いです。

一方で表現を拒否している人やそのような技法を用いる必要がないと思われている人にとっては逆に負担となってしまい、効果は発揮されない側面もあるということも配慮していく必要はあります。

「楽しい」という感覚があってこそ芸術療法の効果が期待できると考えることができます。

3.まとめ

今回は心理学で扱う芸術療法についてお話をしてきました。

「芸術療法」とは表現することが癒しへとつながることです。

私自身、仕事を休職していた時期に、粘土の造形教室へ通っていたことがあります。

意識して芸術療法をしようと取り組んでいたことではないのですが、そこで作り上げた作品と向き合うことで、自分自自身の深い内的世界を意識することができて、自己表現をすることで結果、自分を癒すことへと繋がっていったという経験をしています。

↓こちらの記事でお話しています(^^)

アートの世界に触れるということによって言葉にできない心の奥深い世界を表現していくことが癒しへと繋がることもあります。

「何か表現してみたい」と感じた時は、興味のある芸術活動をしてみることで、現在抱えている悩みの緩和となったり、新たな気づきのきっかけになるかもしれませんよね。

今回は「芸術療法」◆芸術療法とは?表現することの癒しについてくわしく解説◆についてお話しました。

あなたにとってなにか一つでも参考になることがあったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

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それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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