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「プラトー現象とは?」◆HSPさんにもおススメです◎停滞期と言われる現象についてくわしく紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「プラトー現象」◆プラトー現象とは?停滞期と言われる現象について解説◆についてお話していきますね。

あなたは今まで生活してきて次のようなことを感じたことはないですか?

「継続してきた勉強が突然進まなくなってしまった」

「順調だった仕事が停滞してきて、やる気が起きなくなった」

「取り組んでいたスポーツの記録が伸びなくなってしまった」

このような経験は誰しも一度は体感したことがあるのではないでしょうか?

私自身もこのような経験を何度かしてきています。そのときは突然の出来事で自分でも「どうしてしまったのだろう?」とそのブレーキのかかってしまった状態の自分に戸惑ったことを思い出します。

目標に向かって進む途中で突然「停滞期」が訪れることを心理学では「プラトー(高原)現象」と言います。

今回はプラトー現象はいつ起こるのか?どのように対応すればよいのか?についてお話していきたいと思います。

1.「プラトー(高原)現象」とは?

◆プラトー(高原)現象◆
目標に向かって進む途中で突然起こる「停滞期」

「プラトー(高原)現象」とは技術とか学習している内容の習得のために努力をしていて練習を続けているのにも関わらず、一時期その進歩が止まって自分の向上心が失われていくような時期を言うんですね。

努力していく過程でスランプに似た状態なるというような状況です。英語、数学等の知的学習や、または楽器演奏やスポーツなどの技術の習得は、練習を重ねれば重ねるほど、また継続して行く時間に対応してそのレベルは上がっていきますよね。

スポーツでも練習量に比例して記録が伸びていくときはありますよね。しかし、ある程度の成果が出てくるころ、その中で変わらずに勉強とか練習を一生懸命にやっているのにも関わらず、進歩が停滞する時期が「突然来る」ときがあるんですよね。

先ほども述べましたが、これを心理学では「プラトー現象」と言っています。

「プラトー」とは「高原」「高台」のことで、例えばあなたが山を登る時をイメージしてみてください。

最初はゆっくりと山を登っていくと景色も徐々に変化して、「山を登っているんだ」と進んでいることを実感できるはずです。

ある程度進んでいくと途中に現れる平坦な野原のような場所に訪れたことをイメージをしてみてください。

そこは山道というより、なだらかな道を歩いているという感覚になりますよね。

その山の中腹あたりで突然、平坦な道を歩きはじめるので、何だか気が抜けてしまうよう気持ちや、ホッとするような時間になっているかもしれません。

このような山登りの途中で現れる、平坦な道がプラトー現象と似た状況と言えます。

このプラトー現象はスランプ状態にも似ていますが、少し違っています。

スランプ状態とは日頃からある程度のパフォーマンスを保っている人が、本来の力を発揮できなくなる状態を指すんですね。

その一方でこのプラトー現象は、練習を続けてきた事からの「過度な疲労」だったり、または「成果が実感できない」ということから、意欲が落ちるために起きると言われているんですよね。

今まで頑張ってきたのによくわからないけど、意欲がわかない状態になってきたというような時ですね。

このプラトー現象はある程度こなしてきて、初心者の状態を抜け出しつつあるときに現れる特徴もあるんですね。

ある程度練習や経験を積んできて、技術とか知識とかを習得した状態であるのだけども、その先に進めないようなジレンマみたいなものがあるような時ですよね。

2.「プラトー(高原)現象」の対応方法とは?

◆プラトー現象の対応方法◆
①目標を継続していくかの分岐点としてみている
②状況をみて、進む方向を変化させるのも一つの選択肢
③少し休憩をしてゆっくりと思いを巡らせてみる

では、このプラトー現象に対してどのように対応したらよいのでしょうか?

①目標を継続していくかの分岐点としてみている
プラトー現象の時期はその後にもう一度自分の目標に向かって進んでいくかどうかの分岐点になっていると考えることができるんですね。

ここを成長の自分の限界と決めて歩みを止めると、それまで続けてきたこと、得たものがゼロになってしまうと考えてしまうときもあります。

反対に現時点で先が見えなくても、努力を少しずつ継続していくと、再びその進歩が始まっていくというケースもあるんですよね。

これは学習心理学の実験でも明らかになったことでもあります。継続して学びを得ることでさらに前進できるときもあります。

高原現象はその後の自分が飛躍するための充電期間、または準備期間ととらえてみるのも一つの選択肢です。

②状況をみて、進む方向を変化させるのも一つの選択肢
プラトー現象はある一定の状態になると起こる停滞期なので、どのような状況でも、誰でも経験する時期ともいえます。

ただ、その時の自分の「心身の状態はどうなのか?」という部分に意識を向けておくことは大切になります。

人によってはこのプラトー現象から自分自身が今まで気づけなかった過度なストレス状態に気づく人もいるからです。

現状の力と自分の状態をよく考えて継続するか?または方向転換をしていくのか?ということを考えるのもよいと思います。

それまで経験してきたことはそこで止めてしまったとしても、別の分野に挑戦するときにも役に立つこともあるからですよね。

③少し休憩をしてゆっくりと思いを巡らせてみる
プラトー現象が起こっている時は、一度休憩をしてみるのもよいでしょう。先ほどの山登りの話を思い出してみてください。

最初は慣れない道を進むことに集中できますし、新しい刺激となって楽しくできるものです。

ある程度のことが慣れてきて、そのうえでなだらかな変化のない道を歩いていたら、少しベンチに座って休憩をしてみてもよいですよね?

少しそこから自分が上ってきた道を振り返って眺めてみるのも良いと思います。

そのあとにさらに上っていくのか、違う道をいくのかを選択してもよいですよね。

3.まとめ

今回は目標に向かって進む途中で突然「停滞期」が訪れる「プラトー(高原)現象」についていつ起こるのか?どのように対応すればよいのか?についてお話してきました。

プラトー現象は知的学習、外国語の学習や楽器演奏、スポーツだけでなくて仕事の継続上のスキルアップを目指す場面など、さまざまな場面でもよく現れることなんですね。

だれでもこのプラトー現象、停滞期とも呼べる時期を経験します。そのプラトー現象を乗り越えていくとその先が見えてくる可能性はあります。

最初は順調に進んだことが目に見えてわかるものですが、プラトー現象が現れてきてなかなか変化が見えにくくなるということは、それだけ経験を積んでいる状態となったと納得することもできます。

このことから、努力しても成果を感じることができず、継続していいのかどうかというような分かれ道でもあるということなんですよね。

その後少しずつ継続をしていくと、成功を収めることもできてくる可能性はありますが、ここで切り替えて他の道を選ぶということもできますよね。

それはその人のタイプによっても変わりますし、その時の心身の状況によっても選択肢は変わってきます。

もし今あなたがプラトー現象を感じているのなら、一度ゆっくり休憩して、進んできた道を眺めてみるのもよいのかもしれません。

今回は「プラトー現象」◆プラトー現象とは?停滞期と言われる現象について解説◆についてお話しました。

なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

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それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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