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「性格・人格・気質の違いとは?」◆HSPさんにもおススメです◎それぞれの違いについてくわしく紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「性格・人格・気質」◆それぞれの違いとは?くわしく解説◆についてお話していきますね。

あなたは次のようなことを普段の会話で使っていたりしませんか?

「あの人の性格はとてもやさしい性格だね」

「人格がまるで別人のように変わった」

「生まれ持った気質は変わらないよね」

私達は普段の生活のなかでこのような言葉を使って人の意味付けをしていたりしますよね。

今回は性格、人格、気質といった言葉にはどのような意味があるのか?どのような違いがあるのか?などを知っていけるようなお話をしていきたいと思います。

1.個性を表す用語

◆個性を表す用語◆
①性格(キャラクター)…語源はギリシャ語で「刻み込まれた」
②人格(パーソナリティ)…語源はラテン語で「ペルソナ」
③気質(テンペラメント)…語源はラテン語で「調節する」

私たちは人を表す特徴をいろいろな言葉で表現していますよね。

「○○な気質の人だな」

「○○な性格の人だよね」

というように世間ではその人の性格とか外見を表すことが多いですよね。

心理学では性格や人格といった概念で人の個性を表しているんですね。私たちは同じ状況でも人によって異なる感じ方とか行動を選択していますよね。

逆に状況が違っても、その人独自のある程度一貫した感じ方とか行動のパターンというものがあったりしますよね。

このような個人差と個人の中の一貫性に関わる概念を心理学では「パーソナリティ」と呼んだんですね。

この心理学分野は「性格心理学」または「パーソナリティ心理学」と呼ばれています。

①性格(キャラクター)…語源はギリシャ語で「刻み込まれた」
「性格」は物の考え方とか感じ方や行動によって特徴付けられていくんですね。

その人独自の性質で、「お姉さんキャラ」「弟キャラ」とか呼んだりしていますよね。性格という言葉はキャラクターの略語といえます。

語源はギリシャ語で「刻み込まれたもの」という意味があります。生まれながらにしていて持っていて、持続性のある一貫した行動を示すというような意味があります。

ただ性格と人格というものもほぼ同じような意味で使われていると考えてもいいのかなと思います。

性格の一貫性に対する疑問もあり、この行動に一貫性があると言っても、私たちは案外時と場合によって自分の行動や感じ方をその場の状況に応じながら柔軟に変えたりしていますよね。

人の行動にそれほど長期の安定性だったり一貫性はないのではないかというような考え方もあります。

「相互作用説」というものがあり、現代では遺伝と外的要因が性格を形成するという考え方が主流です。

②人格(パーソナリティ)…語源はラテン語で「ペルソナ」
心理学の用語としての「人格」はパーソナリティの略語で、この言葉自体には良し悪しなどの価値的な意味合いは含まれていないんですね。

現在は人格=パーソナリティと表記されることがとても多いと思います。

語源はのラテン語で「ペルソナ」です。ペルソナとは本来はローマの古典劇で役者がつけていた「仮面」のことを指す言葉で、劇場で用いられてきた仮面を意味しています。

このペルソナについてはユングも提唱していた概念があります。これは私たちが普段生活していて、例えば職場で教師をしている方がいたとしたらその教師というペルソナという仮面をつけているのではないか?とユングは考えたんですね。

ユングのペルソナについてはこちらの記事で詳しく書いていますので、気になった方は読んでいただけると嬉しいです(^^)こちらから↓

ペルソナはパーソナリティという言葉の語源にもなっているんですね。これはユングが言ったようにですね、その役割に応じて仮面を付け替えるような意味から社会的に形成されていくその人がもつ独自の役割の側面を強調しているとも言えます。

③気質(テンペラメント)…語源はラテン語で「調節する」
「気質」は先天的な体質に関係のある感情や性質を表しているんですね。「生まれ持った部分」というものを強調している言葉だと思います。

生まれて間もない赤ちゃんでも、同じ音に対しても反応の違いには個人差があります。そのような生まれ持った素質の部分ですね。

この気質はHSPの概念の定義にもなっています。HSPは後天的な性格や人格などではなくて、生まれ持った気質としています。

HSPの人は生まれながらに扁桃体という脳機能が人一倍に活発に働くため、不安や恐怖を察知したりする神経系統も敏感に働くためにあらゆる情報を一度に察知していると考えられています。

このようにこれらの用語は少しずつその強調してる部分が異なっているんですね。

しかし、すでに日常生活の中に浸透していて、これらを厳密に区別するということは普段なかなかされていないんですね。

2.まとめ

今回は性格、人格、気質といった言葉にはどのような意味があるのか?どのような違いがあるのか?などを知っていけるようなお話をしてきました。

少し振り返りますと、「性格」とはその人独自の性質です。「相互作用説」というものがあり、現代では遺伝と外的要因が性格を形成するという考え方が主流です。

「人格」は心理学ではパーソナリティと言われ、役割に応じて仮面を付け替えるような意味から、社会的に形成されていくもので、その人がもつ独自の役割の側面を強調している部分です。

「気質」は先天的な体質に関係のある感情や性質を表しているんですね。「生まれ持った部分」というものを強調している言葉です。HSPの概念もこの気質です。

性格、人格、気質という言葉の意味は、同じような意味で普段使われることが多いので、混同していたり、または実際に似通った部分を含んでいたりしています。

自分自身の振り返りの時や、近しい人への理解をするときにこの違いに対して目を向けてみると、見えてくる側面に新しい気づきがあるかもしれませんよね。

今回は「性格・人格・気質」◆それぞれの違いとは?くわしく解説◆についてお話しました。

今回の記事がなにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

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それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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