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東京都立大学人文社会学部人間社会学科教育学教室4年(2留) 東京都立大学エリカ混声合唱…

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東京都立大学人文社会学部人間社会学科教育学教室4年(2留) 東京都立大学エリカ混声合唱団/東京都立大学グリークラブ/湘南ユースクワイア

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  • 信長貴富アラカルト「アイロニック・ブルー」

    東京都立大学エリカ混声合唱団 第49回定期演奏会第2ステージ「アイロニック・ブルー」 信長貴富アラカルト 1.混声合唱とピアノのための「こいうた」より  『恋唄・空』 作詩:日原正彦 2.混声合唱曲集「かなしみはあたらしい」より  『かなしみはあたらしい』 作詩:谷川俊太郎 3.『青春譜』 作詩:五木寛之 4.混声合唱曲集「女性詩人による三つの譚歌」より  『春』 作詩:新川和江

最近の記事

大学受験しんどかった話(ばなし)

公表しているけど、僕は東京都立大学の学生である。2018年4月に入学し、留年を重ね、来年度(2024年度)から人文社会学部の実質7年生になる。ちなみに僕が入学したときはまだ「首都大学東京」なんていう名前でした。 人文社会学部は2年生に上がる際に各専攻に分かれるんだけど、僕はそこで教育学教室を選択した(僕が所属する人文社会学部の人間社会学科には、ほかに社会学教室(宮台教授がいる)、社会人類学教室、心理学教室、社会福祉学教室、言語科学教室、日本語教育学教室がある)。当時はまあな

    • お客さんの充実した表情が見たい!

      今日はオールになりそうだけど、かと言ってやることもないのでnoteを開く。以下は「そんな程度」のノリで書く駄文です。 今の頭の中の大部分は、あと一か月強に迫った都立大グリーの定期演奏会に関することで占められている。ぼくは技系なので、具体的な演奏のこともいろいろ思うことはあるけど、演奏会を成功させるにあたって大切なことはそれだけじゃない。 演奏会を開催するなら、ホールを埋めたい。ぼくも歌い手として満員のホールで温かい拍手に包まれたい。チケットは有料で販売しているので、売れる

      • 我燃ゆ-2.誰のために?

        プレッシャーOB・OG(以下OB)という存在との関わりは、弊部のような大学合唱団が持つ宿命のようなものである。本当にありがたいことに、弊部のOBたちは我々現役の活動を大いに気にかけてくれているし、この類の話にありがちな面倒なしがらみもない。 その中でも僕が勝手に気にしていたのは、2014年のコンクール全国大会で金賞を受賞された先輩方の存在である。 先輩方の実績は、「自分たちでもできるんだ」という勇気を与えてくれる。当時の演奏の録音を何度も聴いて憧れを抱いたし、その演奏は今

        • 我燃ゆ-1.チーム都立大グリー

          2023年9月10日、東京都合唱コンクール。 僕が所属する東京都立大学グリークラブは、「大学職場一般部門 大学・ユースの部」で銀賞(6位)を受賞した。 たしかに、我々の演奏はまさに「銀賞(6位)」にふさわしい演奏だった。出場は全11団体。例年と比較して、今年は非常にレベルの高い争いになったように思う。その中での銀賞という結果は、前回出場時(2019年)に最下位に沈んだ弊部にとっては、決して悲観するような結果ではない。 個人的にも、本番の演奏では何が起こるかわからないから

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          敵(てき)

          本当にやることがない。正確に言えば、やれることがない。 今とても体調が悪くて、こうして文章を打つのも目まいを我慢してのことなのである。 しかし明日の昼過ぎには体調は必ずよくなる。晴れて私は社会の一員となり、やがて夜勤のアルバイトに出かけるだろう。 この体調のことを記録するべく、本稿をしたためることとする。 私が「軽度うつ」を患っていることは、以前の記事(上記に引用)で述べた。記事にある通り、医師から処方される薬を飲んでさえいれば、生活がままならなくなるような発作的な症

          敵(てき)

          美しく生きれど

          ぼんやりしんどい日々が続く。 僕を囲んでいる人間全員が、僕のことを嫌っているように思う。 僕には悪いところがたくさんある。挙げたらキリがないし、自分の悪いところを自分の悪いところであると認識するだけで脳みそがキューっとなるから、ここには書かない。けど端的に言って自分はこのうえなくキモい。 どこがどうかと問われたら答えるのが難しいけど、自分はたぶん変人だ。変人には2種類あって、憧憬の的となる変人と敬遠される変人。そして僕はいつも後者である。だから自称するのを憚ることもない

          美しく生きれど

          SNSという罠

          TwitterだとかInstagramといったSNSは、しばしば「手軽な」という言葉で形容される。たしかに、少しの間なんとなく眺めているだけで、膨大な情報をキャッチすることができるし、自分から発信した際には、「いいね!」という極めて単純化された形式で他者からの反応を得ることができる。他にもSNSを利用するメリットはたくさんあるだろうが、本稿ではそのSNSの「手軽さ」について、考えを述べていきたい。 SNS映えについて「映え」という言葉があり、「ばえ」と読む。SNSをやってい

          SNSという罠

          2022年10・11月 演奏予定

          2022年10月・11月はたくさん本番があるので、まとめてみました。 練習頑張ってます。ぜひいらしてください。 10/15(土)東京都立大学みやこ祭 プレフェスティバル @三井アウトレットパーク多摩南大沢 *東京都立大学グリークラブ 出演時間:未定 演奏曲目:「東京都立大学校歌」「花と画家」「ぜんぶ」 11/3(木)東京都立大学みやこ祭 エリカ&グリージョイントコンサート @東京都立大学 講堂小ホール *東京都立大学グリークラブ 出演時間:13:30〜14:30の前半

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          ひろゆき氏信者とはどんな人々なのか

          ひろゆき(@hirox246)氏のこのツイート、及びこのツイートを発端とする一連の話題について。 といっても、思想の左右にかかわらず誰かの政治的立場・法律の解釈等を批判するつもりは毛頭ない。本稿では、この話題への反応が浮かび上がらせた、ひろゆき支持者の人物像を記したいのである。 辞書至上主義者活動家たちが座り込みを行なっているとしている現場に行ってみたけど誰もいなかったということを写真付きでツイートしたひろゆき氏。私個人的には意地の悪い行動だなと思いつつ、しかしどうやらこ

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          楽天的に生きていると、たまにどデカい不安に襲われる

          少し前にYouTubeを始めました。演奏・撮影・録音・編集、色んな作業をするのが結構楽しい。良かったら覗いてみてください。 動画編集にはiPadを使っている。編集といっても簡単なものだから、スペックをもて余している感は否めない。そのぶん、「自分はiPadを使っている」という優越感に浸ることで元を取ろうと思う。私が購入したのはiPad Proの12.9インチ。いちばん高価なiPadで、学割をつけても14万4000円かかった(金額は推定)。 どこにそんなお金が…? iPad

          楽天的に生きていると、たまにどデカい不安に襲われる

          私たちは「知らない」ということに気づくことができるか

          最近の私の関心事といえば、「知識とは何か」ということだ。前稿では「無知の知」についてあれこれと考えたが、本稿はその延長戦といった感じである。かといって、本稿を読むにあたって、必ずしも前稿を参照していただく必要はない。二稿とも、どうせ駄文なのだ。それなら、今から書くそれが駄文であるとわかっているのにも関わらず、なぜ書くか。それは、書いてみないと知ることができない「何か」があると、信じているからである。 知らないということは、知ることができるということだ 前段にて「知識とは何

          私たちは「知らない」ということに気づくことができるか

          「無知の知」と「無知の無知」

           「無知の知」は、そのわかりやすさゆえに、比較的に幅広い層でその概念が受入れられ、ネット上でもよく目にする言葉だ。私のこの言葉の認識としては、「私は何にも知らないが、知らないということはわかっている」という程度で、読者のみなさんも同じようなものではないだろうか。哲学ガチ勢から言わせてみれば、「理解が足りない!」ということになるかもしれない。ということで、本稿ではこの「無知の知」を自分なりに少し掘り下げてみることとする。文献にあたったりするのは面倒なので、以下に述べる内容は、あ

          「無知の知」と「無知の無知」

          大學氏、おらしょ第三楽章のソロを歌う

           お久しぶりです。グリークラブでの今年度初舞台が終わったので、その総括的な意味で本稿を書きます。団としてではなく、あくまで個人的な話です。団としての話も色々あるので、いつか書きます。 練習責任者として 今年度は「練習責任者」という役職名で、いちおう練習の実質的な運営をもう一名の先輩と交代でおこなっている。基本的にはエリカでの学生指揮者時代に培った経験を基にしているが、エリカとグリーでは合唱団としての特性が異なる。最も大きな差だと感じるのは、求められるハーモニーのクオリティだ

          大學氏、おらしょ第三楽章のソロを歌う

          いつ就活するの?という問いに対する回答

          去る3月23日、東京都立大学の卒業式・学位授与式が行われた。私の多くの同期は学部を卒業し、4月から新たな身分でのスタートを切る。この度は本当におめでとうございます。 大学院等に進学しない大学生の多くは、だいたい学部3年の冬の終わり頃には就活をし始めるものだ。私の先輩や同期もほとんどもそうだった。しかし、どうやら就活という行為はそこまで楽しいものではないらしい。彼らが就活に苦しんでいる姿を見ていると、私もまた就活に苦労するであろうことは明らかであった。 彼らが苦しみながら就

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          勝ち負けについて

          私は争いごとが嫌いだ。理由は負けるのが嫌だから、それだけのことである。負けると悔しいということではなくて、自己肯定感がかなり下がってしまう。自分はあいつより劣っているダメなやつだ、というふうに。たとえ勝ったとして、自分があいつより優れている、と思えれば幸せなのかといえば、そうでもない。なぜなら、その相手の自己肯定感が下がると考えると、自分のしたことがとても悪いことに感じるから。勝ち負けがつくのは気持ちが悪いことだ。 なぜこのような思想を持つに至ったか。元凶は学校教育である。

          勝ち負けについて

          「新しい歌」(信長貴富)にふれて

          本日(2022/2/13)、ycjc3rdが無事に終演した。私が所属する湘南ユースクワイア(以下、syc)は、混声合唱組曲「新しい歌」を全曲演奏した。 私たちは、物事を「覚えている」ということが究極にはできないのだが、それでも、「記憶」が新しいうちに演奏を通して思ったことを書き留めておきたい。曲紹介とかは、それを書いているうちにもっと書き留めておきたいことを忘れてしまいそうだから省いてしまう。 前提として、私にはこの組曲を自分が納得できる見方をするには時間が足りなかった。

          「新しい歌」(信長貴富)にふれて