はみ

さがしものはなんですか

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そっちはどうだいうまくやってるかい

なりたい人間を考えてみたとき、私は全て真逆に進んでいるんじゃないかと思う。 今日はピクニックから一人で歩いて帰ってきて、家のドアに手の小指を挟んだ。びっくりした…

はみ
2週間前
6

冬山でわたしも考えた

今私は冬山にある。山の中に突如現れた、擬似的な室内ことテントの中に、ぎちぎちに敷き詰められたシュラフというおかしな袋の中でこれを書いている。隣からは寝息、上から…

はみ
2か月前
19

地獄の年末を迎えているのだ 2

2まで読もうと思うなんてかなりの物好きですね。ありがとうございます。ちなみに今は日本海の上で、何故か長渕剛を聴きながらこれを書いています。ネットも繋がらないし、…

はみ
4か月前
14

地獄の年末を迎えているのだ 1

12月28日、AM4:20。In すき家。なぜ年の瀬にこんなところにいるのか。地獄の最中だからだ。もうそれはそれは真っ最中だからなのだ。 地獄の始まりは、12月13ぐらいだった…

はみ
4か月前
25

バイトできない人間向いてない in 2023

仕事ができない。バイトすらままならない。 つい先日大学生になってすぐ始めた、和食屋のバイトを辞めた。ほぼ飛んだに等しい。4、5ヶ月働いていたが、仕事が全然覚えら…

はみ
6か月前
16

本を読むということ

本が好きだ。 ごめん、エアコンの風が私の体に体当たりしてきていて、特に目がしばしばしてしまうので止めさせてください。こんなこと書かなくていいんだけど、書かないと…

はみ
8か月前
15

毎日せっせと唇を赤くしている女たちへ

「唇なんてね、赤ければ赤いほど良いんだよ。」 これは誰も言ってない言葉。 普段からそんなにしっかりメイクをしないけれど、何に対しての後ろめたさからかリップだけは塗…

はみ
9か月前
19

最悪

高校の時、「最悪」という言葉を使って怒られたことがある。 「最も悪いわけないだろう。そう簡単に最悪とか言うな。」 は?とその時は反射で思ったし、は???とじっくり…

はみ
11か月前
18

絶望の淵を歩くひとと蜘蛛の糸

丑三つ時にふと何か書きたくなった。頭の中に流れる音楽ってその時一番好きな曲とかでもない。なんで今これ?!って思うことが大半だなあ。昨日は、Helsinki Lambda Club…

はみ
1年前
15

山好きなら山で死ぬのが本望

そんなわけないだろ。 山で死んだら、次にその山に登る人に、なんなら山岳界関係全体に迷惑をかける。そしてなんと言っても死んでしまったらもう次の山に登れないじゃない…

はみ
1年前
15

高校生

高校生が終わる。 受験とか友達とかいろいろ書きたいタイミングはあったけれど結局何もかけずに3月まで来てしまった。3年間のことをまるっと全部好きでいられるほどまだ大…

はみ
1年前
94

ヤクシマにいったい何があるというんですか?

修学旅行に行かないことにした。友達も先生も学校も嫌いじゃないし人生で1回しかない高校の修学旅行なんだから行けばいいじゃん!という自分ももちろんいたがなんか抗って…

はみ
2年前
92
そっちはどうだいうまくやってるかい

そっちはどうだいうまくやってるかい

なりたい人間を考えてみたとき、私は全て真逆に進んでいるんじゃないかと思う。
今日はピクニックから一人で歩いて帰ってきて、家のドアに手の小指を挟んだ。びっくりした。痛みよりびっくりが先に来た。遅れてきた痛みは長く、うるさい。まだ痛い。真鯛鯛。
本当のことを全部言えたら、と思う。全員が敵に見える日があることとか。できることをできないかのように見せて、できないことをできるかのように見せているここまでの人

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冬山でわたしも考えた

冬山でわたしも考えた

今私は冬山にある。山の中に突如現れた、擬似的な室内ことテントの中に、ぎちぎちに敷き詰められたシュラフというおかしな袋の中でこれを書いている。隣からは寝息、上からはさらさらと雪がテントに当たり落ちる音が聞こえてくる。薄いナイロンの膜を隔てて外は、生物を生物たらしめない死の世界であり、反対に内側のテントの中はその死の世界にずかずかと踏み入れ、ふてぶてしく居座る人間の領域だ。人類の叡智の結晶×暇つぶしの

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地獄の年末を迎えているのだ 2

地獄の年末を迎えているのだ 2

2まで読もうと思うなんてかなりの物好きですね。ありがとうございます。ちなみに今は日本海の上で、何故か長渕剛を聴きながらこれを書いています。ネットも繋がらないし、ダウンロードしていた葬送のフリーレンも見終わってしまったので最終手段ですわ。暇つぶしの優先順位、最下位の文を読まされるみなさんには、どんまい!と言ってあげたいです。ああ〜幸せのとんぼがあああ〜ほらあ〜舌を出して笑ってらあ。はい始めます。

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地獄の年末を迎えているのだ 1

地獄の年末を迎えているのだ 1

12月28日、AM4:20。In すき家。なぜ年の瀬にこんなところにいるのか。地獄の最中だからだ。もうそれはそれは真っ最中だからなのだ。

地獄の始まりは、12月13ぐらいだったと思う。その日はバイトで客が本当に本当に帰らなくて、シフトは0時までだったのに結局深夜2時まで働いた。本来私は根が明るい人間でもないし、顔も華やかでないし、コミュニケーション能力も低いので「接客」に向いていない。だから普段

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バイトできない人間向いてない in 2023

バイトできない人間向いてない in 2023

仕事ができない。バイトすらままならない。
つい先日大学生になってすぐ始めた、和食屋のバイトを辞めた。ほぼ飛んだに等しい。4、5ヶ月働いていたが、仕事が全然覚えられなかった。バイトがある日は、朝から憂鬱でそれまでの時間ずっと緊張しているし、ない日だって「あと何日でバイト、、」という「もういくつ寝るとお正月」の気分最悪verカウントダウンをしていた。これはいよいよ厳しいと思い、やめる1週間前くらいから

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本を読むということ

本を読むということ

本が好きだ。
ごめん、エアコンの風が私の体に体当たりしてきていて、特に目がしばしばしてしまうので止めさせてください。こんなこと書かなくていいんだけど、書かないと動けない。そういう人間だよ私は。
はい、戻るね。私は本が大好きだ。
本は私の、というか人間の、こんぽん的な孤独を認めてくれている気がする。結局人はひとりなのかもしれないけれど、本はそんな人間が大好物なのだ。そおっと心の隙間に喪黒福造のように

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毎日せっせと唇を赤くしている女たちへ

毎日せっせと唇を赤くしている女たちへ

「唇なんてね、赤ければ赤いほど良いんだよ。」
これは誰も言ってない言葉。
普段からそんなにしっかりメイクをしないけれど、何に対しての後ろめたさからかリップだけは塗っている。まあ自分でも塗らないよりは塗ったほうが強いだろ、と思っている。装備が増えたみたいでね。外へ出てみると、ありとあらゆる種の女たちはみんな唇を赤くしている。世界のいろんなところで、女たちは唇に色をつけ、血が十分に通っていることを証明

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最悪

最悪

高校の時、「最悪」という言葉を使って怒られたことがある。
「最も悪いわけないだろう。そう簡単に最悪とか言うな。」
は?とその時は反射で思ったし、は???とじっくりその感触を熟成させた今でもそう思う。だって私の毎日は毎日最悪だ。朝全然起きたくないし、授業はほぼつまらないし、一緒に受けてくれる友達もそんなにいないし、なーんかずっと疲れてるし、まじでお金ない。あと私の財布には1500円しかない。それなの

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絶望の淵を歩くひとと蜘蛛の糸

絶望の淵を歩くひとと蜘蛛の糸

丑三つ時にふと何か書きたくなった。頭の中に流れる音楽ってその時一番好きな曲とかでもない。なんで今これ?!って思うことが大半だなあ。昨日は、Helsinki Lambda Clubの「眠ったふりして」だったし、今はandymoriの「Peace」が私の脳内をジャックしている。これは本当にいい曲で、あんまり人には教えたくないんだけどいつかみんなで大合唱したいという夢もあるから、マルチ勧誘みたいな謳い文

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山好きなら山で死ぬのが本望

山好きなら山で死ぬのが本望

そんなわけないだろ。
山で死んだら、次にその山に登る人に、なんなら山岳界関係全体に迷惑をかける。そしてなんと言っても死んでしまったらもう次の山に登れないじゃないか。これは本当によく言われるけど、私は山に死にに行ってるわけじゃない。生きるためだ。やらなきゃいけないことは死ぬほどあるのに、とりあえずそれから逃げるためにyoutubeを開いて、動画と動画の間のスキップ出来ない広告を見ている時、かなり今自

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高校生

高校生

高校生が終わる。
受験とか友達とかいろいろ書きたいタイミングはあったけれど結局何もかけずに3月まで来てしまった。3年間のことをまるっと全部好きでいられるほどまだ大人じゃないけど、卒業式の退場の時友達の顔を見たらすぐに泣けてしまいそうで体育館のそれほど高くもない天井を見ていたのだから、結構楽しかったし寂しいんだと思う。
noteは誰も見ていなさそうで、きっと世界で5人くらいは読んでくれるから、その閉

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ヤクシマにいったい何があるというんですか?

ヤクシマにいったい何があるというんですか?

修学旅行に行かないことにした。友達も先生も学校も嫌いじゃないし人生で1回しかない高校の修学旅行なんだから行けばいいじゃん!という自分ももちろんいたがなんか抗ってみたくなった。多分そういう時期だったんだろうなあと大人になればなんとなく追憶できるんだと思うしもしかしたら後悔するのかもしれない。でも、大人になってからの自分の感想とか知らねえよ!!今は衝動で行動するんだ!と思った。野田知佑さんの新・放浪記

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