NovelJam2019秋

雨月怪談・十三夜月「合わせ鏡」

そのバーでは、雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがある。
十三夜月の夜、マスターがお客から聞いたのはこんな話だ。

バーに入ってきたのは黒いロングコートを来た背の高い男。ニット帽をするりと脱ぐと、綺麗にそりあげられている。

この男、僧侶だ。年のころはマスターと同じ30前後といったところか。僧侶の方の肩幅が広いのは若い頃にスポーツをしていたせいだろう。

「そう、嫌そうな顔をするなよ、

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うれしー!
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『ふれる』刊行に添えて:あきらめから歩み寄る

二日間ぶっ通しで本を編集しました。そういうイベントがあるのです。

こちらを担当させていただきました。朝昼晩ずっと著者さんとやりとりしていると、ふしぎと作品を通して自分のことも俯瞰できたりします。

紀野しずくさんが上梓したこの小説、とにかく、ドラマがありすぎます。
ピックアップして書かないと、ひとつの記事ぐらいじゃまとまらない。まとめられないのです。

今回お伝えするのは、

歩み寄りのはじまり

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「知らない人んち」にまた名前出ました

今回は前もっての発表がなかったから、ドキドキしてましたが、無事に名前確認できました。

note公式にも名前入りの写真が出てます!

とうとう次で最終回!仕事も佳境だけど、最後まで投稿がんばるぞー!!

これ、さっき気づいたんだけど、名前を今期だけ変えて著作の「笑い狼は笑えない」とくっつけてたら、全国宣伝になってたね。気づくの遅かった。

さて、ここでまとめて一番スキのひとつをお知らせします。

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うれしー!
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雨月怪談・十日夜の月「人形の家」

そのバーでは、雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがある。
十日夜の月の夜、マスターがお客から聞いたのはこんな話だ。

そうです。母親の家を売ろうとしたんです。

それで、何回も希望者を案内してるんですが、どうしても契約までいたらなくて……。

ここでは、そういう悩みも聞いてくれると噂で知りまして、訪ねた次第です。

人形ですか?

ええ、あります。母親が趣味だったので、ひとつの棚は全部

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うれしー!
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ビブリオバトルでチャンプになりました

昨日は久しぶりのビブリオバトルに参加してきました。

参加するにあたり、私にはふたつ候補の本がありました。

「つけびの村」といえば、note史上に輝く記録的な課金を得た記事ですよ。私も面白過ぎて、記事をあげました!

そうです!あの「つけびの村」の書籍現物ですよ!

そして、もうひとつが、ゴールデンステート事件。これも記事あげてます。

これはDNA捜査で最近犯人がわかったやつです。その驚きの操

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ありあり~!
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ノベルジャムで起きた奇跡

冒頭写真は先日頂いた先週もっとも多くキス記事ひとつ画面です。以下の記事が選ばれました!

さて、家族の反対にもあっているノベルジャムですが、奇跡的なことが起きていました。

実は前回のノベルジャムプロモーションで百物語を書いたのですが、私はそれの代償を支払うことになります。

三か月くらいで百書くわけですから、相当大変です。

この執筆が終わった頃、私は見事な五十肩を患っていました。

おかげで受

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またきてねー!
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NovelJam参戦記の掲載場所のはなし

久しぶりのnote更新です。

NovelJam以降は

スタックした仕事しており手が回らず。

私のNovelJam参戦記は、

1.著作:輪が廻るの巻末の付録

2.タロットで振り返るNovelJam

3.2コマで参戦記

の3種類があります。

1.はこれから各電子書籍(hontoやamazon)で購入可能となります。

2と3はブログで更新していきます。

https://www.biy

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バーフバリ!!バーフバリ!!
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雨月怪談・繊月「ピヨピヨサンダル」

そのバーでは、雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがある。

繊月の夜、マスターがお客から聞いたのはこんな話だ。

みっちゃんの足にはいつもヒヨコの柄がついたサンダル。
歩くたびに、ぴよぴよ鳴るからかわいいね。

小学生になったみっちゃんは、もうピヨピヨサンダルははかないよ。
サンダルはもう小さくなって、みっちゃんの足には入らない。
今はヒモのほどけやすい運動靴をはいてるよ。

夕暮れど

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またきてねー!
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雨月怪談・新月「蛇の神様」

そのバーでは、雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがある。

新月の夜、マスターがお客から聞いたのはこんな話だ。

おばあちゃんの家は天井近くに神棚がある。
そこにおばあちゃんは朝夕と生卵をそなえていた。
すると神棚の開いた扉からヘビが顔を出して、卵を丸のみして帰っていく。
もちろん生きている本物のヘビだ。
「おばあちゃん、あれは何?」
「あれはおうちの守り神よ。
こうして朝夕拝んんでい

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うれしー!
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テレ東「知らない人んち(仮)」#2話

時間もないのでアイディアプロットで。

・この家は「時のないホテル」で、過去現在未来が一度に存在する空間

・そのため暗室にいるのは子供の頃のきいろ

・「ニゲテ」と書いたのも子供の頃のきいろ

・きいろには子供時代の記憶がない

・そのため気づいていないが、アクは父親、ジェミは母、キャンは姉。父母は若い姿で出ている。それが時のないホテルの特徴。好きな年齢を選んで出てこれる。

・本来なら、ひとり

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うれしー!
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