冷却清水膨張タンクの水量が減ったら清水を補給し、機関日誌に補給量を記入します。冷却清水の膨張を吸収するタンクで通常蒸発等により少しずつ減少しますが、その量や増減速さで清水漏れや清水クーラーからの海水侵入を知ることも出来ます。
A重油を使用する中速機関の燃料圧力が安定しない時は燃料油戻りラインの調圧弁がスティックしているかもしれません。症状としては本来どの回転数でも一定圧力であるはずの燃料圧力が回転数によって変化してしまう等です。当機の場合、調圧弁内のバルブとバルブ本体が傷だらけになり固着気味でした。