海技士試験を一発で合格する方法

海技士試験を受けるに当たってネックとなるのは、なかなかやる気が出ないことや、忙しい毎日の中で勉強時間を確保すること難しいことだと思います。そこで、短期間で一発で合格するために私が実践した方法を紹介します。私自身は二級海技士(機関)、一級海技士(機関)をそれぞれ一発で合格することができました。


まず、海技士試験の仕組みですが、過去問から同じ問題が出ることが特徴です。ですので、問題集を買って問題の答えを暗記するのが効果的です。 問題集として海技士解説でわかる問題集のシリーズがおすすめです。特徴は解答の日本語が簡単なことです。私はこの本だけで勉強しました。
海技試験の問題は直近3、4回に出た問題はほとんど出ない傾向があるため、問題集から省くことが重要です。(私は機の1と機の2を4回分、機の3と執務を3回分削りました。)
直近の海技試験の問題はLINEの海技士のオープンチャットに載っているのでそこで確認することができます。
また問題集を見ると過去に出た問題の年が載っており、その数が出る頻度を表しています。過去に1、2回しか出ていない問題は省いて構いません。

問題を省く理由は、暗記する問題が少なくなるためです。これにより、問題集を周回するスピードが上がり、暗記の効率が向上します。また、モチベーションの維持にもつながります。切ってしまった問題が出ても、切っていない問題を完璧に解答できれば合格点は超えるため、心配はいりません。時間的余裕があれば、不安な問題を後から再度勉強すれば良いでしょう。

海技士の勉強は一周目が一番時間がかかりますが、何周かしていれば問題集を開いた瞬間に「これ見たな、この問題の解答の記号覚えてるわw」という感じになり、勉強のスピードも上がっていきます。一周目はつらいと感じるかもしれませんが、辛抱して問題集を開くことが重要です。理解するよりも解答の文章を書けることが重要なので、わからなくても立ち止まりすぎず次の問題に進むことをおすすめします。似た問題も多いため、次の問題の解説を読んでいると前の問題が理解できることもあります。

長くなりましたがポイントとしては
1:問題を削る
2:とにかく問題集を周回する
この2つに尽きます

次の記事では、二級海技士(機関)の勉強に当たって具体的な作戦についてお伝えしますので、お楽しみに。

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