【季節の句一句】冬草 冬草や白日の滋味蓄へて無口なり すっかり枯れてしまった様に見える冬の草。 でも、その根には、春の芽吹きの為の太陽の恵がしっかりと蓄えられています。 冬草や滋味蓄へて春を待つ厳しき時代の人もかくあらむ 「明けない夜は無い」。そう信じて、今日を生きます。