服薬アドヒアランス

活動報告03(2021年1月)

プロジェクト薬箱「スタートライン2ヵ月目」
 案の定COVID-19緊急事態宣言が発出されてしまい、街の夜がとても寂しくなり寒さが余計に身に染みる。本業の方では、企業向けにCOVID-19関連の講演を3つ程片付けたけど、まあマスコミが報じないようなワクチン接種の効果・副作用、終息の見通しには関心があるよね。

さて、今月からは電子工作へ。まずLEDの仕組みを理解するため、100均で買ったLEDライ

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活動報告02(2020年12月)

プロジェクト薬箱「スタートライン1ヵ月目」
 クリニックのCOVID-19対策については12月中旬までにはほぼ終了できたので、以後はプロジェクトに専心。まずは、実寸大の筐体づくりに取り掛かる。大きさのイメージはできているが、実際の大きさを作ってみないとサイズ感が把握できない。大きすぎたら邪魔だし、小さすぎたら沢山の薬が収納できない。

素材は何にするか、木材か、プラスチックか、金属か。手に入りやす

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活動報告01(2020年12月)

 本プロジェクトのチーム名とnoteでのクリエイター名の登録を異なってつけてしまったので、以後はプロジェクト名を表に出していきます。

さて、本プロジェクトで製作したい「薬箱」とは、中に薬を格納しておける箱だけど、もちろん単なる入れ物ではなく、服薬支援機能を有している装置(以下、本装置)であることが特徴。
 発端となったのは、「患者さんが薬を薬局に取りに行き、薬袋で持って帰り、自宅で服用する」とい

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健康教育に関する概念

○セルフケア行動

セルフケアとは、オレムが提唱した理論であり、自分自身で自分の生命、健康、ウェルビーイングを維持・管理するために行う生物的・心理的・社会的・文化的な諸活動である。したがってセルフケア行動とは、自らの健康問題を認識し、自らが解決する力を育て、自らの健康の保持増進のための自己管理に努める行動といえる

○アドヒアランス

アドヒアランスとは、患者が病気や治療について理解し、治療方針や

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2019年8月16日のMIA : 電子薬瓶や双方向テキストの送受信といったアドヒアランスのモニタリングは血圧コントロールを改善しない

MyNCBIの中から個人的に最も興味を持った論文(Most Interesting Article)を紹介する先週のMIAです。

文献

Mehta SJ, Volpp KG, Troxel AB et al.
Electronic Pill Bottles or Bidirectional Text Messaging to Improve Hypertension Medication A

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ありがとうございます😊

薬を飲まない・飲めない問題

 学校給食法という法律があります。小学生のころ、何気なく食べていた給食にも、食に関する正しい理解と適切な判断力を養うというミッションが、法律により規定されています。例えば、学校給食法第2条には以下のように学校給食の目的について明確に定められています。

第二条 学校給食を実施するに当たつては、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。

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プラセボをしっかり飲むと死亡リスクが低下するという現象は一体何なのか。

(※)医療従事者向け有料コンテンツです。

 服薬アドヒアランスの維持・向上が大事だとするコンセンサスがある。残薬問題やコストの問題などもあるかもしれないが、しっかり薬を服用することで、想定された通りの薬理作用を発現させ、理想的な環境下で薬剤の恩恵を受けることができる、そんなことを意図してこのコンセンサスが成立しているように思う。

 服薬アドヒアランスが良好であれば、患者の予後も良好なのだろうか

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