東北大学らは、サルを使った動物実験で反復経頭蓋磁気刺激を使い、脳の活動を局所的に操作することによってサルに人工的にうつ病を発症させることに成功した。うつ病の発症機序や病態の理解と、その予防と治療法の開発が進むことが期待される。 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/08/press20220804-02-brain.html
名古屋大学と昭和大学が開発したAI内視鏡診断ソフトの有用性が、国際共同研究により検証された。このソフトを使用することで、医師の診断精度が向上し、不要なポリープ治療数を減らすとともに、患者負担が軽減することが期待される。 https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2022/04/ai-5.html
理化学研究所らは、4癌種の発症リスクの上昇に関与するBRCA1/2遺伝子が胃癌、食道癌、胆道癌の発症リスクも上昇させることを明らかにした。BRCA1/2遺伝子のゲノム情報を用いた個別化医療がより幅広い形で進展することが期待できる。 https://www.riken.jp/press/2022/20220415_1/index.html