戸田真琴

#日刊よくできました 7-8

2020/1/21 【身だしなみを整える】

人に見られることが仕事という人の中には、貴重なオフを丸々1日美容のために使う人も少なくはない。美容院にエステ、ネイルサロンにまつげサロン、美容皮膚科にパーソナルジム。その様子までインスタグラムに投稿したりして、なんというか、偉すぎる。自分の見た目を良くすることにさして興味が持てないとはいえ、それでもよりかわいい方がそれを嬉しく思う人がいるのだから、もう

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#日刊よくできました 6

【とある撮影の準備をする】

「撮影」という言葉を使うとだいたい毎回「AVですか?」と聞かれるけれど私自身がAV撮影のために準備するべきものなんて健全な精神と健康な肉体くらいのものだし、そもそも恥ずかしいのでわざわざAV撮影がいつにあるのかをあまり言いたくない。みんなつい、頑張っていることを見て欲しくてSNSなどに書いてしまうし、私もよくやってしまうんだけれど、本当は、そうすることで作品の制作時期

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癒さないと決めている

 人はトラウマや嫌な記憶を作品にすることでなんとか生きながらえる、こともある。というか、実際のところそうしないと絶対に超えられないようなものって人生において余裕である。この世で起こる嫌なことや辛いことが、全て選択肢次第で回避可能なことだったらどれだけいいだろう。ずっと用心して対策を施していれば立ち向かわずに済むのだったら、どれだけいいだろう。実際に起こり得る「悪いこと」はほとんどの場合、その原因が

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#日刊よくできました 4

【noteマガジンを更新する】

netflixにアリ・アスター監督の「ヘレディタリー/継承」が入ったと聞き、ようやく何度目かのきっかけが来た、と思って飯田さんに連絡をした。飯田さんは「ミッドサマー」をかなりお気に召していた様子だったので、ヘレディタリーを見ようと言ったらきっと一緒に見てくれる気がしたのだった。私はとんでもなくホラーが苦手で、正直な話、ほとんどまともに見たことがない。こんな深夜に今

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#日刊よくできました 3

【部屋の片付けをする】

物心ついてから、片付いた部屋に住んでいた記憶がない。実家は母曰く「もったいないから捨てられない」ものであふれ、テレビ台の隙間にまで名前のわからない人形やフィギュアが並んでいたし、ありとあらゆるゲーム機や家電の箱さえ捨てられず押し入れに山積みになっていた。私の部屋は姉と同室だったので幾分かはましだったけれど、東京で一人暮らしを始めてからはそもそも自分の意思で自分が欲しいと判

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#日刊よくできました 2

本日の目標・【個人経営のカフェに行って読書】

  今日は昼にリモートで打ち合わせが一件。自分の頑張りが足りないことはわかっているけれど、社会の好きじゃない要素が見え隠れして内心落ち込む。世の中の嫌なところはたくさんあるけれど、それは私が生まれてくるずっと前から培われてきたものだから今更騒いだところで一気には改善しようがないことがほとんどだ。色々と割り切って頑張る方が賢いことなのだろうけれど、笑顔

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#日刊よくできました

こんばんは。突然ですがこれから毎日、その日ごとの最も優先することを口に出して実践していくことにしました。ADHD特有かもしれないのですが、毎日ぼんやりと「やらなきゃいけないこと」「やっておいた方がいいこと」「できればやりたいこと」などがフワフワと脳内に浮遊したまま結局優先順位がつけられずに一つも達成できずに終わる、というのを繰り返してしまうことに流石に嫌悪感が出てきてし待ったので、それを打破するべ

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「好きなキャラクターだいたい不人気問題」【戸田真琴 2021年1月号連載】『肯定のフィロソフィー』

5月号連載『「half of it」−愛:思惑すること』(無料)はこちら

 友達から借りた「NANA」を一気読みしている途中、自分も随分大人になったことに気づいた。私は本当に視野の狭い人間なので、自分が共感できる立場の登場人物が1人もいない物語はすぐに読むのをやめてしまうのが常だったのだ。だから未だに、家族を大事にしている人が中心の物語や、意思が薄弱だったり貞操観念が緩い人々が中心になった物語な

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スキありがとうございます!
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「耐え抜く」以外のボタンを押せない日々で

  時間通りに家を出ることもできない私は、それでも再度の緊急事態宣言を受けて自分が一体どう振る舞うべきなのか、頭が悪いなりに考えていた。拙い想像力でまず心配になったのは近所の飲食店。カフェやレストラン、前回の宣言の間に消耗し切って店をたたんでしまったお店がいくつもあった。人に好きになって、繰り返し訪れてもらってやっとなんとか続いていく、というのは私のしている仕事も少し似たようなところがあって、完全

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【1/5】1000文字日記 milk

年末年始をずらしてからというものの世の中への関わり方を思い出せない。最低限しか人を連絡をとっていない。何かから逃げることと、何かを解決すること、同時にできたらいいんだけれど、それはいちばん無理な話で、生きるのに向かない人は働くにも向かず、その両方が大変向いている人なんかとはこの時点でかなりの差ができる。今もなんとなく来た雪国のホテルで、なぜか片目が見えにくくずっと擦っているだけで夜が深夜に滑り込ん

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