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病院の中から

朝日に照らされて地球が真っ赤に燃える。
やっぱりここが地獄なんじゃないかと思う。

地獄を広めた人は誰なんだろう。
どうして真っ赤にしたんだろう。
青だって、黄色だっていいのに。

私は青くて緑色の地球より、赤くて黒い地獄の方が何百倍も生きやすいと思う。
自殺して地獄に落ちるなら喜んで落とされたい。
この世界は眩しすぎる。

でもあいにく無神論者だから落とされないのかもしれない。
罰を受けるにも資格がいるんだ。
閻魔様だって働いているんだから。

そう考えると24時間無休で働いている地獄のスタッフたちはすごい。
コンビニだって時間ごとに交代しているのに。
週5、8時間働いてメンタル落とした私が恥ずかしくなる。
パートタイム制であって欲しい。
そしたら私、恥ずかしくない。

急に話が飛ぶけれど、きのう戸田真琴の「そっちにいかないで」を読んだ。

わたしというのは、この世界がどんなふうに見えているかということそのもののことだとわかったの。

「そっちにいかないで」戸田真琴

生きたいとか死にたいとかそういう話じゃなくて、
人間とは、
生きるとは何かの核心だと感じた。

私はちっぽけで、素直じゃないから面と向かって自分の世界を伝えることは出来ないけれど
画面の中でだけは
少しでもnoteを読んでくれている人達にわたしというフィルムに焼き付けられた世界を知って欲しい。


入院して1週間頃に書いた文章。
ルーズリーフを分別してたら出てきたから載せてみる。

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