【覚書】 世阿弥の演者に必要な3つの目とは、 ●「我見(がけん)」…役者自身の視点 ●「離見(りけん)」…客席から舞台を見る客の視点 ●「離見の見(りけんのけん)」…役者が客の立場になって見る視点。 客観的に俯瞰して、全体を見る力が大事。 世阿弥『花鏡』より
「人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うるなり 」 人が自分のことを正しく理解してくれないことを思い悩んでもしかたない。それよりも、自分が人を正しく理解していないことを心配すべきである、ということ。 自分でコントロールできない範囲を考えても仕方がないってことか