数日前からウクライナの作家アンドレイクルコフの「ペンギンの憂鬱」を読んでいる・設定がシュールだしペンギンは可愛いし、物語もおもしろいが、やはり暗く重い。ロシア系の文学は、どうしても特殊警察や検閲、諜報機関など自由を脅かす権力の影がさす。自由に書けない苦しさが何となく伝わってくる。